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6分間文章術
【第3回】 2013年6月25日
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中野 巧

【第3回】
なぜ、書きたいことを
書いてはいけないのか?

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「これは、日本が世界に誇れる文章作成法だ」と神田昌典氏が評する『6分間文章術』。著者の中野巧氏が10年間の文章メソッドを結晶化させたものだ。トヨタ、ソニー、三菱東京UFJ銀行、DeNA社員だけでなく、大学教員、女子高生、小学生からも続々驚きの声が寄せられている。今回は、文章作成における「ベネフィット」の重要性について中野氏に語ってもらった。

人は「機能」ではなく「ベネフィット」に対価を払う

 「あ、あの~、もういいです」

 先日、量販店にパソコンを見にいったとき、店員さんにどのパソコンがオススメかを聞いてみると……

 「最新のナントかCPUがホニャララで……」
「液晶の解像度がホニャララなんです!」
「さらに、メモリ容量が驚きの……」

 とあふれんばかりの情熱で、熱心に説明してくれました。

 一生懸命説明してくれているのに、本当に申し訳ないのですが、知識のない私には彼の口から流れ出る“謎の呪文”のようで、私の耳はふさがれていきました。

“彼の説明”と“私の知りたいこと”の間にギャップがありすぎて、それを埋めることができないのです。

 文章に限りませんが、ビジネスにおいて意外によくやりがちな間違いは、商品の「機能」を説明してしまうこと。

 頻繁にこの“間違い”を見かけます。

 なぜ、“間違い”なのかというと、人は「機能」を買うのではなく、「ベネフィット(得)」にお金を払うからです。

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中野 巧

1976 年生まれ。10年書き続けてきた独自の文章メソッドを1枚のチャートに結晶化し、エンパシーライティングを開発。エンパシーライティングは、いまやトヨタやソニー、三菱東京UFJ銀行、東芝、富士通、DeNAをはじめとする日本を代表する企業の社員や幹部が社内外で活用するだけではなく、一部の小学校の卒業文集や作文指導、都立高校の授業、大学教員の論文作成にまで活用されるようになっている。神田昌典氏に「これは、日本が世界に誇るオリジナルな文章作成法だ」と言わしめた。本書が初めての書籍。


6分間文章術

神田昌典氏が「これは、日本が世界に誇れる文章作成法だ」と絶賛する『6分間文章術』。トヨタ、ソニー、三菱東京UFJ銀行、DeNA社員から大学教員、女子高生、小学生まで続々驚きの声が寄せられている「共感」が生まれる文章術とは何か。【埋める ⇒貼る⇒つなぐ】の3ステップで1枚のチャートがあれば、文章の悩みが自動的になくなるという。いままで見過ごしてきた空白の6分間に注目する文章術を初公開!

「6分間文章術」

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