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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

ネットの海に溺れる人が続出!
仕事のできない人が陥る情報収集の落とし穴

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第92回】 2013年7月1日
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 近年、仕事で周りと差をつけるためには、「情報収集力」が重要だと頻繁に言われるようになりました。なぜなら、厳しい競争社会を生き残るヒントを日々探らなければ、簡単に負けてしまう時代だからです。情報収集力が重視される背景にあるのが、ネット上に様々な情報が溢れるようにアップされるようになったこと。デジタルメディアの成長やスマートフォン、ソーシャルメディアの登場で、誰もがいつでも容易にあらゆる情報を収集できるようになりました。

 誰もが膨大な情報を容易に得られるのは、素晴らしいことです。しかし実際は、情報収集自体に追われて“目的”を見失っている人も少なくありません。ゆえに最近では、様々な手法で情報収集のヒントを伝授するセミナーやビジネス書までもが登場しています。

 では、情報溢れるネットの海に溺れず、仕事に活かせる情報収集力を身に着けるにはどうすればよいのでしょうか。今回は、本当に周りと差がつく情報収集をできる人・できない人の違いを考えていきましょう。

「新聞を読めば十分」
そんな時代はとっくに終わった!

 あなたは、仕事で必要なニュース記事をどのようにインプットしていますか?

 10年前なら、

 「新聞を読んでいれば十分」

 と、職場の上司によく言われたものです。ゆえに定期購読して、自宅で朝食を食べながら新聞を一読。時間がなければ、移動中に新聞を読むというのが、ビジネスパーソンのスタンダードな朝の光景でした。

 ところが、ニュース記事がネット上で読めるようになったことで、状況は大きく変わりました。今では、朝の通勤タイムに新聞を読んでいる人を見かけることはあまりありません。

 日本新聞協会のデータによると、新聞発行部数は2000年には5370万部だったのが、2012年では4778万部と大きく減少。1世帯あたりの部数も、1.13部(2000年)から0.88部(2012年)へと減少し、1家に1部も新聞をとらない時代になりました。

 そんな新聞に取って代わった存在が、スマートフォン(スマホ)です。PR TIMES社の調査(2013年)によると、スマホの利用行動は「ニュース検索・閲覧」が最も多く、約7割に上るとのこと。さらに、取材していくと、これまでのように新聞を1誌読むだけでなく、

 「通勤時間に、複数の媒体でニュースを読んでいます」

 と回答する人が大半でした。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

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