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外資系コンサルの仕事をサクサク片づける法
【第13回】 2013年7月16日
著者・コラム紹介バックナンバー
吉澤 準特 [コンサルタント]

「質問に対し、的外れな答えを延々と述べる」。
職場のイタい人には、「これ」が効く!

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「こちらの質問に対し、的外れな答えを延々と述べる」「質問の論点をすりかえる」。そんな人、まわりにいませんか? 本日は、こうした状況での対処法と、あなた自身が「仕事ができない人」にならないための考え方をご紹介します。

相手の質問には、
正面から答える

 次の会話例を見て下さい。Aさんの質問に対し、Bさんが答えていますが、これにはある問題があります。

Aさん 「このとり組みはスケジュールに余裕がないように思えます。もし作業が遅れたら、その追加コストはどのように確保するのですか?」
Bさん 「進捗を週単位で確認し、スケジュール遅延の可能性があれば早期に対処します

 一見するとAさんの質問にBさんはちゃんと回答しているように思えますが、それは錯覚です。Aさんが知りたかったのは「進捗遅延時の追加コストを確保する方法」なのに、Bさんが答えているのは「スケジュールの遅延を予防する方法」であり、論点がずれています。

 未来に絶対はなく、進捗遅延を100%防げると言い切れない以上、この場合は、「万一遅延した場合にはこのように追加コストを確保します」とBさんは答えるべきでした。

相手の質問に正面から答えるためには、相手が何を期待して質問しているかを知ることが重要です。質問が長すぎて、何を聞いているのかわかりにくい場合は、素直に「求めているのはこれに関する答えですか?」という具合に、相手に質問の真意を確認しましょう。

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吉澤 準特(よしざわ・じゅんとく) [コンサルタント]

外資系コンサルティングファーム勤務。
専門領域において、日本支社のリーダーを務め、ビジネスからシステムまで幅広くコンサルティングを手がける。
プロジェクトマネージャーとして、数百億円規模のシステム運用改善、あるいは組織改革、人材育成に携わることも多い。ITサービスマネジメントの世界基準である、ITIL Managerの有資格者でもある。
業務が広範囲にわたるため、組織の責任者、中間管理職、現場担当者といった、あらゆる層を対象としたコミュニケーション・折衝の経験が豊富。社内の新人研修責任者を務めたこともあり、新人コンサルタント育成の手法についても詳しい。そうした新人からベテランまでの人材育成経験をベースに、「4つのスキル」("聴く"、"伝える"、"段取る"、"動かす")をコアとする仕事術が誕生した。


外資系コンサルの仕事をサクサク片づける法

本連載は、現役の外資系コンサルがやっている仕事術を紹介するものです。
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