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外国人が同僚・取引先・ライバルになったら?「グローバル」と仲良く付き合う方法

もし海外で働いたらいくらもらえる?
世界との比較でわかった「日本人給料高すぎ」の実態

高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]
【第1回】 2013年7月17日
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 「海外で働きたい」「海外とつながる仕事がしたい」「外資系企業に興味がある」

 ここ最近、私がキャリアコンサルタントとして、転職希望者の方の相談に乗らせていただくと、多くの方がこうした話題を口にされるようになりました。

 数年前、楽天やファーストリテイリングなどの企業における英語公用語化への取り組みが話題になりましたが、勤めていた会社が突然外資系企業に買収された、海外転勤になった、海外のお客様とのやり取りが増えたなどで、仕事上、英語を使うことが珍しくない時代になりました。

 では、グローバル化の波に私たちが巻き込まれる今、いったい日本人の能力や給料は、世界的に見てどれほどのレベルなのでしょうか。第1回である今回は、世界全体を俯瞰しながら、私たち日本人の給料について考えてみたいと思います。

平均的な日本人でも
世界では上位1%のお金持ち!?

 あなたは、「自分の年収は世界で何番目か?」をご存じでしょうか。実はGlobal Rich Listというサイトで、簡単に知ることができます。

 このサイトで、日本人の平均年収409万円を入力し、検索してみましょう。すると、世界では5283万1062番、そしてなんと上位0.79パーセントという結果がでました。物価の違いがありますので、必ずしも日本人が豊かどうかはさておいても、驚異の平均年収だということがわかります。実際に、この連載をご覧の皆様のなかには、この2倍以上の年収をもらっている方も多数いらっしゃることでしょう。

 JETROが公表している、各国の平均月給の比較を見れば、日本人の給料が世界的にも高額であることは、一目瞭然です(JETRO「在アジア・オセアニア日系企業活動実態調査―中国・香港・台湾・韓国編〈2009年度調査〉」参照)。

 また、アジアの1人あたりGDPで比較してみますと、以下のような状況です。

 日本の1人あたりGDPは、アジア最貧国といわれるバングラデシュの60倍、中国の8.4倍、韓国の2倍、マレーシアの4.6倍、インドネシアの13倍であることが表からもわかります。物価や住居の価格が違うとはいえ、アジアを比較するだけでもこれだけの格差があるのです。

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高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]

宮城県生まれ。東北大学経済学部卒業後、人材総合サービス・株式会社インテリジェンスに入社。同社にて人材紹介事業の立ち上げに参画し、営業、企画、カウンセリングを行う。その後、キャリアコンサルタントチームの運営と教育を任され、人事部採用担当として、数百人の学生、社会人と面談。キャリアカウンセリングによって適職へと導いた人材は3500名超、キャリア講演回数は100回以上に達する。インテリジェンス退社後、2005年1月、個人と企業をマッチングする人材サービス・株式会社キープレイヤーズを設立。著書に『絶対に後悔しない転職先の選び方』などがある。


外国人が同僚・取引先・ライバルになったら?「グローバル」と仲良く付き合う方法

“普通の日本人”にもとっても、「グローバル」が当たり前の時代になりました。英語が話せないから…、海外には旅行でしか行ったことがないから…と躊躇していては生き残れません!この連載では、誰もが無縁ではない「グローバル」と仲良くし、共に生き残る方法を考えます。

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