スマートエイジングライフ
オトコを上げる食事塾 笠井奈津子
【第29回】 2013年7月22日
笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
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早く老ける人、老けない人は何が違う?
見た目を若くする食事、食材とは

 安室奈美恵が次々とヒット曲をだし、いわゆるガングロと呼ばれる女子高生たちが街にあふれていた頃、当時学生だった私は、小麦色の肌に猛烈に憧れた。

 “紫外線は肌の老化を早める”という事実は、自分とは無関係の話だと思っていたあの頃…。さらに、焼けた肌ってかっこいい、という刷り込みが尾をひいてしまったのか、いまだに日焼けに抵抗がなく、日焼け止めすら塗らずにすごしてしまうことが多い。

 でも、紫外線を浴びるということは、ただ日に焼けたり、シミができたりするだけではない。紫外線を浴びた肌はメラニン色素をつくりだし、それがうまく排せつされないとシミの原因になる。でも、さらに真皮にまで達すれば、肌の弾力を保っているコラーゲンを傷つけ、しわやたるみの原因となるのだ。

 しわには良いも悪いも歴史を感じさせるものがあるが、たるみには苦労や疲れを垣間見てしまう。「いや~、そのしわとたるみ、若々しく見えますね!」なんてことには絶対にならない。男性は女性ほどには若く見られたい欲求はないというが「貫禄がありますね」はうれしくても「老けて見えますね」と言われたいとは思わないはずだ。

 こうしていとも簡単に老ける原因をつくりだしてしまう紫外線量のピークは、昼前後の10時から14時。この4時間ほどの時間の間で、1日の紫外線量の6割に届いてしまうのだからおそろしい。「その時間はオフィスでパソコンに向かっているから大丈夫」というのは間違いで、紫外線は屋内にいても窓ガラスを通過してくるという。

「実年齢より若く見える」
そんな男性の食事記録とは

 でも、そんな紫外線の話に興味があるのは女性だけ?…とおもいきや、最近は日焼け止めクリームは欠かさない、とか、どこのメーカーのものが良い、なんて話までする男性が少なくない。

 さらに、エステの種類は様々だが、小顔エステや、ネイルケアをする男性の話を聞く機会も増えてきた。最初はびっくりしたものの、営業職や経営者の“自分の顔が名刺みたいなものです”という男性ばかりで、なるほど納得。ゆとりがあるからエステに行けるのか、その努力がゆとりを生み出すのかはわからないが、仕事が波にのっている人ばかりだ。

 さらに、肌艶がよく、実年齢よりも若く見える。そんな人たちの食事記録を見ると、一見、女性の食事記録と思ってしまいそうな食材が並んでいることに驚かされる。

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

「オトコを上げる食事塾 笠井奈津子」

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