ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

もし女性ばかりの職場で働くことになったら?
「女の派閥争い」に巻き込まれない男のサバイバル術

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第96回】 2013年8月26日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 男性が女性ばかりの職場で仕事をすることになったら、どう感じるものでしょうか?

 女性の社会進出が進む今、職場の男女比率はかつてと比べ、大きく変化しつつあります。「働きやすいと感じる男女の“黄金比率”」を森永乳業が調査したところ、男女ともに「男性:女性=7:3」が最も多いとのこと。このバランスが崩れた状態になると、「働きにくい職場」になってしまうようです。とすれば…女性ばかりの職場に勤務している男性は「とても働きにくい」と感じているでしょうか?

 今回は、そんな女性ばかりの職場で働く男性社員の苦悩と、危機を見事にすり抜けた方法をご紹介しましょう。

体育会系の花形営業部から左遷!?
女性ばかりのコールセンターへ異動に

 「女性ばかりの職場で働く自信がありません」

 こう話しながら頭を抱えているのは、食品メーカー勤務5年目のFさん。これまで営業職としてソコソコの業績を上げてきた自負があり、将来的には営業部門で管理職になるべく後輩の指導にも勤しむ日々を送っていました。ところがある日、営業から帰ると、「ちょっと、いいかな」と上司から別室に呼び出され、衝撃的な一言を告げられたのです。

 「来月からコールセンターの主任として頑張ってほしい」

 勤め人(いわゆるサラリーマン)に異動はつきもの。それ自体には驚きませんが、異動先が「青天の霹靂」とも言えるような部署。聞いた瞬間、耳を疑いました。

 ちなみに異動先は毎年20%の成長を続ける、社内で注目の通販事業部。既存の流通ルートで販売する商品の売上減少に悩み、健康食品を開発してテレビショッピングでの販売に挑戦。この取り組みが功を奏して、300名以上を抱える組織にまで成長しました。

 その成長を支えるべく管理部や物流部の男性社員がコールセンターのスタッフをマネジメントするSV(スーパーバイザー)として異動したのは、この会社にいれば誰もが知る話です。ただ、営業部の社員がコールセンターに異動するのはあり得ない…とFさんは勝手に決めつけていました。これまで営業部は社内で花形部署と認識されていたので、ここを離れることはイコール「飛ばされた」と思うしかないからです。当然ながらFさんも今回の一件で「飛ばされた」と感じているので、ショックは大きいものがあります。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR


おすすめの本
おすすめの本
高城幸司氏の共著「新しい管理職のルール」

時代が変ればマネジメントの手法も変わります。では、どのように「戦略」「業務管理」「部下育成」「コンプライアンス」をどうマネジメントに取り入れるのか。新しいマネジメントのルールを教える1冊。1500円(税込)

話題の記事

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
株式会社セレブレインホームページ
高城幸司氏ブログ

 


イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

グローバル化や女性の社会進出、上司や部下とのジェネレーションギャップなど、もはや同じ価値観を持った人とだけ仕事をすることは不可能です。そんなギャップのある人たちとの上手な付き合い方・対処法を紹介します。

「イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司」

⇒バックナンバー一覧