ANA客室乗務員(CA)として12年。500万人のお客様の対応で気づいた、行動・言葉・気づかい・テーブルマナー・習慣とは?テレビ、新聞でも紹介された「100%好かれる1%の習慣」。第3回目は【職場の女性を味方につける「7つのニオイ対策」とは?】です

女性は特にニオイに敏感。
「自分が心地よい」=「相手も心地よい」とはかぎらない

 あるセミナーを聴講したとき、私の隣に座った男性から、「香水の強いニオイ」がしました。

 ほのかに感じる香りであれば、好感がもたれると思います。けれど、この男性のニオイは、ちょっと強すぎました。

 私は「香水アレルギー」ではありませんが、それでもこのニオイを嗅いでいるうちに、少し、気分が悪くなってしまいました。
 香水の香りが強すぎると、相手の気分を害することがあります。おそらくこの男性は、「香水のニオイが嫌いな人もいる」ということに、気がついていなかったのかもしれません。「自分が心地よい」=「相手も心地よい」とはかぎらないものです。

 異業種交流セミナーで知り合ったIさん(男性)は、生命保険の営業に携わっています。トップセールスマンとして、たくさんの顧客を抱えるIさん。
 私はIさんに、「人と接するときに、心がけていること」について、うかがったことがあります。

「常に笑顔でいる」「売り込まない」「どの年代でも理解できる言葉を使う」など、セールスのコツをいくつか教えていただきましたが、とりわけ印象に残ったのは、「消臭対策をしている」という点でした。

「とくに女性はニオイに敏感。体臭や口臭をできるだけ抑えるように気をつけている」というのです。