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知らなきゃマズい!法律知識の新常識

止められなかった29歳既婚女性社員との逢瀬
覚えておきたいダブル不倫の“ダブル”な代償

大西信幸[弁護士]
【第4回】 2013年9月4日
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明るいキャラクターとしてお茶の間でも人気のあったモーニング娘。OGでタレントの矢口真里さん。ところが不倫が発覚して騒動になった事で、あっという間にその人気も地に落ち、テレビで見る事もなくなってしまいました。今や慰謝料はいくらになるのかといった話題に登場するくらい(記事はこちら)。不倫は当人の社会的地位や信用を損なう非常にリスクの高い行為です。今回は不倫のなかでも、もっとも複雑な「ダブル不倫」のケースを取り上げ、慰謝料などの経済的負担について解説したいと思います。(弁護士・大西信幸、協力・弁護士ドットコム

すべてが始まった
3年前の夏の社員旅行

 相談に訪れた男性は、ほとほとやつれた表情で相談室の椅子に座っていました。ダブル不倫の末に、壮絶な家族会議を重ねてきたということです。筆者が促すと、訥々と話し始めました。

*  *

 私(孝雄・44歳)は、広告代理店で部長をしています。私には、専業主婦の妻、真弓(40歳)と10歳になる長男、5歳の長女がいます。今年で結婚12年目を迎えました。

 ことの発端は、3年前の夏の社員旅行でした。

 社員旅行の懇親会で隣にいた当社社員の彩子(29歳)と共通の趣味で話が盛り上がり、酒が進んでしまいました。意気投合ってやつですね。職場では見られない、楽しそうな彩子の表情が可愛かったのを今でも覚えています。

 すると、懇親会が終わって、彩子からこう言われました。

 「夫の政男との結婚生活について悩みを聞いてほしい」

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「社会人必携!最低限知っておきたい法律知識」の第2弾。今回も日本全国4000名以上の弁護士が登録する法律相談ポータルサイトである「弁護士ドットコム」との共同連載企画として、社会人が普段の生活で遭遇するであろうさまざまなトラブルを法律的見地からどのように解決するか、または予防するかというノウハウを提供します。執筆陣は、実際にトラブル解決に携わった弁護士たち。弁護士だからこそ接することができる生々しいトラブルの具体例と共にお届けします。

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