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ソニー・ピクチャーズ映画部門日本代表が語る 洋画への熱い思いと『2012』の魅力

――桁外れのスケールで『2012』が洋画低迷を吹き飛す!

【第20回】 2009年11月19日
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佐野哲章
佐野哲章(Sano Noriaki)
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 代表執行役員/映画部門日本代表。1957年生まれ。79年に日本ヘラルド宣伝部に入社。国際部・関西営業部を歴任。91年ベストロン映画アジア地区代表取締役を経て、93年アスキー・ピクチャーズ社長に就任。94年にポリグラム極東地区担当マネージング・ディレクター、95年にウォルト・ディズニー・インターナショナル・ジャパン(株)「ブエナビスタインターナショナルジャパン」日本代表を経て現在に至る。

 シリーズ1作目から3作目までの興収が、それぞれ、70億円、66億円、71億円と、すべて大ヒットした『スパイダーマン』シリーズをはじめ、興収 90.5億円を記録した『ダ・ヴィンチ・コード』(06年)など。ここ数年、大ヒット作を生み出しているのがソニー・ピクチャーズエンタテインメントだ。

 11月20日に前夜祭が行われ、11月21日より公開となる映画『2012』。これも、『天使と悪魔』『ターミネーター4』と並ぶ、今年のソニー・ピクチャーズの目玉作品。『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』で知られるヒットメーカー、ローランド・エメリッヒ監督の最新作で、古代マヤ文明の予言をもとに、2012年に地球が滅亡するまでの3年間を描いたSFパニック大作だ。

 洋画の低迷がささやかれる中、『2012』を大ヒットに導けるか? この映画にかける思いから、洋画市場低迷の理由などを、同社代表執行役員兼映画部門日本代表の佐野哲章氏に語ってもらった。

冒頭の53分を見て
早く続きが見たくなった

『2012』
『2012』
11月21日より丸の内ルーブルほかにて全国公開

 『2012』は、『アバター』(12月23日公開)などと並ぶ、今度の正月映画の目玉作品。その冒頭から53分までの映像がマスコミに初披露されたのが、今年の10月1日のことだ。そこに登壇し、マイク片手になぜ53分版の映像を先に見せたのかを、熱く語り始めたのが佐野氏だった──。

 「僕が53分版を最初に見たのは、メキシコのカンクーンです。8月にそこで、ソニー・ピクチャーズの世界宣伝会議が開かれ、エメリッヒ監督も来て、53分版をソニーの社員だけに見せてくれた。

 実は映画監督は、作品を途中で見せるのをイヤがるんです。見せるとしても、いいところだけを編集したもの。ところが『2012』は、映画の冒頭から53 分までの映像を、そのまま見せてくれた。それだけ自信があるんだなって思ったし、実際、僕もそれを見て、すごく感動したんです。そして、早く続きが見たくなった。だから、これを早く日本に持ってきて、みんなにも見せたいと。宣伝スタッフにとっては、早めに作品を見るのも仕事の1つですし、想像だけで映画について喋るのと、実際に見てから喋るのとでは、相手に魅力伝えるエネルギーや情熱も違ってくる。そこで交渉し、日本にフィルムを持ってこられることになり、せっかくなので、マスコミにも見てもらえないかと考えたわけです」

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