自分に合った自然な動きでスウィングする――それこそが“自分流”ゴルフの要諦であり、クラブを気持ちよく振るコツです。人間にはそれぞれ特性があり、体形や体力、柔軟性などが異なるのですから、一辺倒の理論に当てはめてはいけません。理論は理論として、あなたのオリジナルの方法を選んでいけばいいのです。そこで今回は、体形別の上達術をレッスンしましょう。

体が細い人・背が高い人
背が高い人はベタ足で下半身の動きを抑え、体が細い人はヒールアップでスウィングアークを大きくする

 まずは背が高い人。背が高い人は手足も長いので、体を無理に捻らなくても、クラブの運動量を増やすことができます。反対に大きく動かし過ぎると股関節や骨盤がぐらぐらして、軸ブレにつながるので注意が必要です。バックスウィングではヒールアップせずに、「ベタ足に近い状態」で下半身の動きを小さくしたほうがミート率が高くなります。