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データを武器にする
【第6回】 2013年11月15日
著者・コラム紹介バックナンバー
渡辺啓太

8点先取したチームの72%が勝つ!?
眞鍋政義監督の仮説力

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白熱の試合が続く、バレーボールの世界大会「ワールドグランドチャンピオンズカップ2013」(グラチャン2013)、11/15(金)からはタイ、ドミニカ共和国、ブラジルとの3連戦となる火の鳥NIPPON。
バレーボール観戦が楽しくなる、さらには仕事にも役立つ、「上司を動かすデータ戦略」についてお話を伺いました。組織のリーダーである眞鍋政義監督はデータをどのように活用しているのでしょうか?

真っ先に口説くべきは
リーダー・眞鍋政義監督

 最後に、バレーボールの試合観戦がより楽しくなるような、データのお話をしたいと思います。

  データをフル活用したければ、真っ先に口説き落とさなければいけない相手がいます。それが意思決定者たるリーダー。私の場合、全日本女子チーム「火の鳥NIPPON」を率いる眞鍋政義監督です。

  データ分析というと、そのノウハウや手法が注目されがちですが、集計や分析はあくまでも下ごしらえ。データは現場でこそ輝くもの。分析したデータを現場で活用してもらうための最初のハードルが、実は意思決定者、つまり現場のリーダーに受け入れてもらうことなのです。

  仮に「そんなもの意味がない」とリーダーに突っぱねられてしまえば、膨大なデータも無用の長物。

  繰り返しますが、現場で活用されて初めて、データは武器になるのです。

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渡辺啓太(わたなべ・けいた) 

全日本女子バレーボールチーム情報戦略担当(チーフアナリスト)。 1983年、東京都生まれ。筑波大学人間総合科学研究科修了。専修大学バレーボール部時代に独学でアナリスト活動を開始。2004年に全日本女子バレーボールチームに初招集。2006年、日本バレーボール界初のナショナルチーム専属アナリストに抜擢され、全日本女子バレーボールチームの強化とアナリスト育成事業に貢献。2008年には日本選手団の最年少役員として北京五輪を経験する等、数多くの国際大会において日本の情報戦略活動を担う。 2009年からは眞鍋政義新監督のもと、引き続き全日本女子バレーボールチームのアナリストに就任。2010年には32年ぶりとなる世界選手権でのメダル獲得に貢献、2012年ロンドン五輪では28年ぶりとなる銅メダル獲得を果たした。日本オリンピック委員会強化スタッフ(情報)、日本バレーボール協会女子強化委員会主事、科学研究委員会情報戦略班員、専修大学非常勤講師。


データを武器にする

統計学やビッグデータの有用性が注目される今、実際にデータをどう現場で活かすべきか、多くのビジネスパーソンが悩みを抱えている。
この連載では、全日本女子バレーボールチームの情報戦略担当アナリストによる、勝つためのデータ活用法を紹介。時にはアナログな手法も使いながら、チームにデータを浸透させ、データを「武器化」して勝利をつかむ。その具体的アイデアを伝授。

「データを武器にする」

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