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出店無料のフリーマーケットも提案
リユースを軸に事業を拡大中
マーケットエンタープライズ社長 小林泰士

週刊ダイヤモンド編集部
【第82回】 2009年8月7日
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マーケットエンタープライズ社長 小林泰士(撮影:住友一俊)

 なんと出店料が無料という、出店者にとってはうれしいフリーマーケットが登場した。運営しているのは東京都墨田区のマーケットエンタープライズだ。出店無料の仕組みはどうなっているのだろうか。

 じつはマーケットエンタープライズは、企業からフリーマーケットの集客、出店者募集などの運営を受託して収益を得ている。スポンサーとなるのはスーパー、自動車ディーラー、ショッピングモール、パチンコホールなどだ。

 企業はマーケットエンタープライズに対して企画・運営費を支払う。一方でマーケットエンタープライズは、会場のレイアウト作成や、地域のフリーペーパー、新聞などに広告を載せて開催の告知と出店者の募集を行ない、当日は運営まで執り行なう。さらに集客1000人、出店者40人などの効果を保証することもあるという。こうした仕組みがあるため、通常は2000~4000円はかかる出店料が無料になるのだ。

 企業にとっては集客だけでなく、リサイクル運動に貢献し、売上高の一部を寄付に回すことでチャリティイベントとしてイメージアップにもつなげられる、いいイベントなのだ。リピーター企業もあるという。

 マーケットエンタープライズ社長の小林泰士は、「フリーマーケットも近年は飽和状態。出店料が高いという声も聞かれるようになってきた。そのなかで急成長しているのがこの法人から企画・運営を受託する事業だ」と自信を深めている。

100万円握り締め大学時代の仲間3人と事業をスタート

 小林泰士が起業を思い立ったのは東洋大学の学生だった頃。お笑いイベントやパーティのプロデュースをしており、自ら起業しようと思い始めていた。2003年に大学を卒業していったんはベンチャー企業に就職するも、やはり起業への思いは抑え切れず、1年半で会社を退職。当時の貯金100万円を握り締めて起業した。

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