ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
外国人が同僚・取引先・ライバルになったら?「グローバル」と仲良く付き合う方法

東南アジアで働きたいならベトナムに飛べ!?
日本人の現地採用需要が高まっている理由

高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]
【第11回】 2013年12月18日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 ここ数年でベトナムは日本人にとって本当に身近な国になってきたと感じます。実際に私のもとにも、例えば、

 「ベトナムに生産拠点をつくりたいので、その責任者が欲しい」
 「ベトナムでオフショア開発をしているので、そのプロジェクトマネジャーが欲しい」
 「ベトナムに支社を出したのだが、日本企業向けのセールス担当者が欲しい」

 などといった依頼が企業の方から寄せられています。

 また、最近はアジアで働きたいという方は増加傾向にあります。シンガポールやタイで、と言われることが多いですが、ベトナムに興味のある方も増えています。

 一方で、毎日仕事が忙しいなかで、現地の情報が得られにくく、求人情報が行き届いていない状況です。また、年収そのものは下がることがほとんどですので、見かけの年収だけを見ると尻込みされる方もいます。とはいえ、いずれにしても、ベトナムに注目する方は増えてきております。

 そこで今回は、実際にベトナムで会社経営をする日本人やベトナムの現地法人に勤務する方に、ベトナムの現状、そして日本人がベトナムで現地採用される可能性と現地で働く際の注意点を伺いました。さらに、ベトナムで日本人が現地採用される場合、どんな仕事があり、給与はどれくらいか、その相場も探ってみました。

外国人に広かれた国、ベトナム
日本人の現地採用需要が拡大中!

 つい先日、ベトナムの人口は9000万人を超えましたが(人口・家族計画総局発表)、まだまだ人口は伸び続けており、これからも順調に成長することが見込める国です。

 「2013年11月単月における全国の新規設立企業数は、前月比+14.6%増の6829社(計画投資省より)。 特に日系IT企業の進出はこの2年くらいで急増しています。ですから、優秀なエンジニア、特に日本語が話せるブリッジ・エンジニアのニーズは高くなっています。 その分、優秀な人材の採用合戦が繰り広げられています。ホーチミンのとあるIT会社では1年で全社員が入れ替わったと聞いています」

 こう語るのは、フランジア・ベトナム社代表取締役である藤本一成さんです。藤本さんは日本でもIT会社を経営していましたが、現在は家族と共にベトナムのハノイに移住し、IT会社を経営しています。

 藤本さんの話からもわかるように、ベトナムは今、日本企業が注目する成長著しい大きな市場といって間違いないでしょう。では、実際に日本人が働くには、ハードルが高い国なのでしょうか、それとも比較的容易な国なのでしょうか?

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]

宮城県生まれ。東北大学経済学部卒業後、人材総合サービス・株式会社インテリジェンスに入社。同社にて人材紹介事業の立ち上げに参画し、営業、企画、カウンセリングを行う。その後、キャリアコンサルタントチームの運営と教育を任され、人事部採用担当として、数百人の学生、社会人と面談。キャリアカウンセリングによって適職へと導いた人材は3500名超、キャリア講演回数は100回以上に達する。インテリジェンス退社後、2005年1月、個人と企業をマッチングする人材サービス・株式会社キープレイヤーズを設立。著書に『絶対に後悔しない転職先の選び方』などがある。


外国人が同僚・取引先・ライバルになったら?「グローバル」と仲良く付き合う方法

“普通の日本人”にもとっても、「グローバル」が当たり前の時代になりました。英語が話せないから…、海外には旅行でしか行ったことがないから…と躊躇していては生き残れません!この連載では、誰もが無縁ではない「グローバル」と仲良くし、共に生き残る方法を考えます。

「外国人が同僚・取引先・ライバルになったら?「グローバル」と仲良く付き合う方法」

⇒バックナンバー一覧