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岩崎剛幸「新店、ウォッチ!!」

千葉湾岸で勃発「イオンvsららぽーと」SC戦争!
勝負の先に生き残る小売業の未来像が見えてくる

岩崎剛幸 [船井総合研究所 上席コンサルタント]
【第14回】 2013年12月20日
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いま、湾岸で何が起きているのか? 千葉・幕張の湾岸のショッピングモールに人が殺到しています。きっかけは11月末。ららぽーとTOKYO-BAYの西館建て替えグランドオープンでした。そして12月20日、イオンモール幕張新都心がグランドオープンします。同店はこれまでに類を見ないSC(ショッピングセンター)として大々的にオープンします。国内でも最大級のSCは、その大きさ以上に、これまでのSCには見られなかった「体験型SC」として次世代のSCづくりにチャレンジしている商業施設です。世の中の多くの商業施設が飽和化を迎える今、一体どのような特徴をもって誕生するのでしょうか。

“どこかで見たモール”
ではない一味違う施設

 イオングループは中期経営計画(2011年度〜2013年度まで)において、3つのシフト戦略を掲げてきました。

(1)都市型シフト(大都市圏中心に出店やリニューアルを強化)
(2)アジアシフト(アジア、ASEANに向けてのグローバル戦略強化)
(3)シニアシフト(55歳以上のシニア向け戦略強化)

 最近ではこれらに加えて、デジタルシフト(ネットを含めたIT戦略強化)も加えた4つのシフトを掲げています。

 上記の4つのシフトのなかでも、特にモール開発において重視してきているのが、大都市近郊でのモール開発です。

 今回のイオンモール幕張新都心は、イオングループ本社のある京葉線海浜幕張駅の線路をはさんで反対側の立地。いわば、イオンのお膝元です。イオン幕張新都心は、イオングループの総力を結集したフラッグシップストアとして位置づけられるモールです。

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岩崎剛幸 [船井総合研究所 上席コンサルタント]

平成3年、株式会社船井総合研究所入社。現在、同社、上席コンサルタント。「戦略は思いに従う」を信条にファッションを専門分野として、現在では百貨店、アパレルメーカー、SPA専門店を中心としたアパレル、流通小売業のコンサルティングに従事している。現場支援と通算2,000回を超える講演活動により、情熱に満ち溢れた企業づくりにまい進している。テレビ出演、雑誌、新聞などへの執筆も数多く、コメンテーターとしての活動にも注目が集まっている。この数年のコンサルティングテーマは「永続するための企業ブランド戦略づくり」。社員が誇れる会社を作るためのコンサルティングに全力を注いでいる。
最新著の『超繁盛店のツボとコツがゼッタイにわかる本』や『コンサルタントの「お仕事」と「正体」がよーくわかる本ー本当のところどうなの? 本音がわかる! 仕事がわかる!』(共に秀和システム)などがある。

【関連サイト】「丸の内ではたらく情熱コンサルタントのブログ」


岩崎剛幸「新店、ウォッチ!!」

リニューアル店舗、新店、新業態などの新しい商業施設に、街歩き・店歩き歴21年の岩崎剛幸・船井総合研究所上席コンサルタントが取材して、レポートする。岩崎氏はファッション業界や百貨店業界を専門分野にしており、鋭い視点が持ち味。商圏に与える影響や店としてのオモシロさ、新しさ、消費市場の流行のタネなどを探していく。

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