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お金持ちになるためのバフェット入門
【第5回】 2007年10月31日
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三原淳雄

バフェットの十八番「バリュー投資」とは?
会社の価値よりも割安な株を買おう

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 多くの人が、「バリュー投資」と「グロース投資」を別のものとして考えているようです。

 バリュー投資とは、現在の株価が割安なのか割高なのかを見きわめて、割安なら買うという方法です。一方、グロース投資は、会社の将来の成長性に注目して、業績が伸びそうなら買うという方法です。しかし、バフェットに言わせると、これらは突きつめると同じものになります。

◎バリュー投資とグロース投資の違い
バリュー投資とグロース投資の違い

 自分が理解できる事業で、安定して利益を上げていて、株主を大切にする経営者がいる――これを満たす会社を探すことから、バフェットの投資法は始まります。けれども、それだけで投資がうまくいくとはかぎりません。できるだけ有利な「価格」で買うことが大切なのです。それが、会社の本質的な価値を見きわめ、それを大きく下回る価格で買うというバリュー投資なのです。

 この方法は、株価が割安なのか割高なのかというモノサシだけでなく、会社の将来の業績を予測することによって判断するため、バリュー投資とグロース投資を掛け合わせたものといえるでしょう。バフェットは、このバリュー投資の考え方をグレアムから学んだのです。

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三原淳雄

1959年九州大学経済学部卒業後、日興證券に入社。70年ノースウェスタン大学経営大学院留学。日興證券ニューヨーク支店勤務、ロサンゼルス支店長を経て同社退社。80年三原淳雄事務所を設立。現在、経済評論家として、日本経済、株式投資などの講演・執筆活動多数。日本におけるウォーレン・バフェットの研究家として知られている。


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