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過熱するウェアラブル端末
アップル参入で“離陸”なるか?

週刊ダイヤモンド編集部
2014年1月24日
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 成熟しつつあるスマートフォンの“次”を見つけて、果実を得られるのは誰なのか――。

 1月上旬、米国ラスベガスで国際家電展示会のCES(コンスーマー・エレクトロニック・ショー)が開かれた。昨年は約3250社が出展した会場には、10万人を超える参加者らでにぎわった。

 家電の大きなトレンドを占う展示会で主役となったのは、体に装着できるウェアラブル端末だ。

ソニーが発表した「スマートバンド」。体のどこにでも装着できるよう、デザインに工夫を凝らした
Photo by Naoyoshi Goto

 日本勢ではソニーがスマホと連携して、日常のいろいろな行動を記録するできる「スマートバンド」を発表。中核部品にセンサーが埋め込まれ、歩いたり、眠ったり、音楽を楽しんだりといった行動履歴をスマホのアプリ「Lifelog」を通して蓄積することができる。

 「現在のスマホだけが正しい形ではない。女性の付け爪のような感覚で作りました」(ソニーモバイル商品企画部、黒住吉郎バイスプレジデント)

 ユニークなのは、小指の先ほどのコアと呼ばれる小さな部品さえ持ち歩けば、カラフルな専用リストバンドに埋め込んでもよし、見えないようバッグに入れたり、ネックレス風にしてぶら下げてもいいという装着の自由さだ。

 またパナソニックも一部関係者に限定した招待用ブースで、リビングルームにある家電を“会話”によって操作することのできるネックレス型の音声認識端末「Oto-mate」(仮称)を公開した。

 現地でのデモンストレーションでは、帰宅時に「ただいま」と言うと照明が自動的に点灯し、「おはよう」と言えばカーテンが開く様子を実演。注力する住宅事業との調和をイメージさせた。

 また展示会場には、健康管理やフィットネスなど専門分野ごとの展示コーナーが充実。体に着けて心拍数や血圧、血糖値、消費カロリーといったデータを記録、管理する端末がずらりと並んだ。これらは米家電量最大手のベストバイでも人気商品群となっている。

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