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健康志向にファンドも群がり価格が高騰
ナッツ市況異変を操る投機マネーの正体

週刊ダイヤモンド編集部
2014年2月6日
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その“ヘルシー感”が素焼きアーモンドの人気の秘密。高級品が飛ぶように売れているという
Photo by Maya Wakita

 アーモンドやクルミ、ピスタチオなど、ナッツ類の国際価格が軒並み高騰している。

 今年1月に入ってからの米カリフォルニア州産のテーブルナッツ用アーモンドの価格は、1ポンド(約450グラム)4ドルを越え、前年同期と比べて約2割上昇。クルミやピスタチオの価格も連動して上がっており、「かつてない大幅な値上がりに業界全体が慌てふためいている」(中島洋人・日本ナッツ協会会長)ほどだ。

 ナッツ類のほとんどを輸入に頼る国内市場では、急激な円安も相まって今後さらなる値上がりは避けられそうにない。

 それでも商社やナッツ類を使用する製菓メーカーらは、こぞって“買い”に走っている。近年の価格高騰を受けて、「もはやこの価格が底値ではないか」(輸入商社関係者)との見方が大勢だからだ。

 需要を押し上げている最大の要因は、世界的な健康志向の高まりにある。

 発端となったのは「欧米で、アーモンド他ナッツ類が健康に良い効果をもたらすという研究結果が多く発表されたこと」(中島会長)といわれる。数あるナッツ商品の中でも、食塩などを添加していない“素焼き”のアーモンドが消費者に支持されているのも、健康志向の表れだ。

 「少し前までは、男性がお酒のおつまみとして購入していたが、最近は健康・美容効果を期待する女性客が需要を底上げしている」(永島健太郎・豊田通商製菓グループ課長)というわけだ。

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