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健康食生活

残業時の夕食はどうする?
間食を取るのがお勧め

植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]
【第29回】 2012年9月13日
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 夕食は仕事が終了してからという方がほとんどだと思いますが、夜の9時、10時まで残業した後の食事はお勧めできません。空腹感が強いと食べ過ぎの原因にもなる上、深夜の食事を続けていると知らないうちに生活習慣病予備軍になっていくというからです。

 名古屋大学大学院の小田裕昭准教授(分子栄養学)の研究によると「夜食などの不規則な食事は体内時計の『肝臓時計』を狂わせて代謝異常を起こしてメタボにつながりやすい」(「毎日新聞」2012年7月23日朝刊)ということです。

 昼食後、6時間以上たてばほとんどおなかは空っぽで頭にエネルギーが行きません。脳の働きも悪くなり、集中力が落ち、ミスも多くなります。きちんとした夕食を取れない場合は、消化がよくてすぐにエネルギーになる間食が効果的です。

 コンビニなどへ買いに行ける方は、おにぎりや焼き芋、バナナなど手軽に食べられ、かつ脳の栄養になるブドウ糖を含むものがお薦めです。そのとき一緒に、野菜ジュース、トマトジュース、緑茶などの飲み物や、ゆで卵、ヨーグルトなどのタンパク質も取るようにしましょう。

 買い物に行けない方はドライフルーツやナッツ類を机の引き出しに入れておき、仕事の合間につまむとよいでしょう。ほとんど毎日残業だという方は、意識的に夕食に時間を割くようにします。

 深夜に食事をすると、翌日の朝食が食べられないこともあるでしょう。毎朝決まった時間に食事を取ることは、体内時計を整えるためにとても大切なこと。そのためにも、残業があるときには間食をお勧めします。

ブドウ糖が多く含まれる焼き芋に、きな粉ハチミツミルクティーを添えて、仕事の効率UP!
撮影/中川真理子

●間食でエネルギー補給 きな粉ハチミツミルクティー
 
材料(1人分):
ミルクティー1杯分、きな粉大さじ1、ハチミツ大さじ1
 
作り方:
温かいミルクティーにきな粉とハチミツを加えてよくかき混ぜる。
 
※ミルクにはタンパク質、きな粉にはカルシウムや糖代謝を助けるビタミンB群が多く含まれます。ハチミツもミネラルたっぷり。できれば、農薬の影響が少ない木の花で取れるハチミツを選びましょう。

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植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]

健やか料理研究家、管理栄養士、国際中医師・国際中医薬膳管理師。
遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院の薬膳講師を務める。原宿にて薬膳と栄養学双方を取りいれた美味しい季節の料理教室と初心者のための男性料理教室を主宰。企業、レストランなどの健康メニューの提案、開発等を手掛ける。NHKテレビテキスト『きれいの魔法』にて、「きれいになる薬膳レシピ」好評連載中。近著『夜九時ご飯』(新星出版社)『欝に効く、食べ物、食べ方。作りかた』共著(保健同人社)『毎日作らないおかずの手帳』日東書院など
「毎日の食事が人生を作る」「美味しく!楽しく!健康に!」をモットーに活動中
HP  http://www.peachtreekitchen.jp


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おいしい食事のあとは、満腹感より満足感が強いですよね。私たちの体は、毎日の食事から摂取した栄養でできています。この連載では、健康を保つための食事のとり方をご紹介します。体が喜ぶ食生活を考えていきましょう。

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