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ネット時代のルール&マナー講座

わかっていますか?「IPアドレス」

社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会
【第4回】 2009年5月21日
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インターネット上の住所

 インターネット上では、自ら実名を明かさなければ、匿名を通すことは可能である。しかし、匿名のはずの掲示板を使って犯罪の予告や脅迫を行なった人物が逮捕されたといったニュースからもわかるとおり、匿名発言であっても、ある一定の手続きを踏むことで発言者を特定することができるのだ。

 実際に犯罪の被害者になるのを未然に防止するため、あるいはインターネット上で実際に被害を受けた場合の対応策としても、このような仕組みがあることを知っておくことが望ましい。

インターネットとIPアドレス インターネットに接続されている全てのパソコンは、数字の羅列で表現されるIPアドレスによって管理されている。IPアドレスは、「インターネット上の住所」のようなもので、掲示板への書き込みやメール送信、さらにはWebページを閲覧しただけでも、掲示板やメールの相手方、サイトにIPアドレスが記録される。

 Webサイトのリンク先をクリックしただけで会員登録料を請求される「ワンクリック詐欺」と呼ばれる犯罪が横行した。そこでは請求画面に表示されたIPアドレスが、ユーザーへの心理的圧迫感を強める意図をもって利用された。しかし、IPアドレスは誰もが取得できる情報であって、犯罪者は、それだけではユーザーの個人情報を何ら把握できているわけではない。

 IPアドレスと個人情報をリンクさせる鍵は、インターネットサービスプロバイダ(ISP)だけが持っていて、ISPは、あらかじめ決められた条件に合致する正式な開示請求を受けた上でなければ、個人情報を第三者に開示することは絶対にない。

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IT技術の進歩は、われわれの仕事や生活に大きな「便利」を与えたが、一方でそこには危険やトラブルにつながる落とし穴も少なくない。当連載では、ビジネスマンが最低限知っておくべきネット時代の「ルール」と「マナー」を解説する。

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