「壁にぶつかる」まで続けなければ、時間も労力もムダになる。

 見かたを変えれば、壁にぶつかることも一つの成功体験

 だって、壁にぶつかるまで努力を続けた、ということなのですから。悲観することなんて、まったくありません。成長を感じられなくなった事柄は、すでに習得した事柄。最初のハードルを越えて、1つの成功体験を積めたと胸を張って次に進めばいいのです。

 人間というもの、一度でも「やればできる自分」を認識すると、自信を持ちます。その心地よさを体が覚えているから、「あの感覚をもう一度、得たい」と思い、がんばるためのモチベーションにつながっていく。

 ですから、成長するためには、何がなんでも一度は「壁にぶつかった」と感じるまで続けること。その前にやめてしまうと、費やした時間も労力もすべてムダになってしまいます。

 2月24日公開の第2回目以降は、仕事のこと、お金のこと、人生のこと……いろいろな局面で揺らいでしまいがちな「自信」を、いつでもしっかり支えておく方法について、引き続き柳沢先生に伺います。

〈努力を確実に「自信」につなげられる人が理解していること 3 〉
「壁にぶつかること」も、一つの成功体験と考える。

 


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