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分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」

「般若心経」119種類の文字を「アイコン化」
画期的でオシャレな超インフォグラフィック

石黒謙吾 [著述家・図考師]
【第15回】 2014年3月4日
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伝えたい情報を直感的にわかるように、グラフィカルに表現する「インフォグラフィック」。この「相手がぱっとわかるように工夫する」という考え方のクセそのものが、コミュニケーション上手にしてくれるはず。本連載は、情報をよりわかりやすく、という枠を超え、発想そのものを広げるための教科書だと思ってください。どうやってこのアウトプットに辿り着いたか、発想のスタート地点から解説していくことで、「考え方のプロセスと構造」がわかります。今回は、お経といえばコレというくらい有名な「般若心経」に挑みます!

表意文字のロジカルと
表形文字のビジュアルが渾然一体

 唐突ですが、今回の作品、発端は紀元前6~7世紀。そして、制作クレジットをつけるすればとこうなります。

 ■コピーコンセプト=釈尊(口頭伝承による)
 ■訳=玄奘(三蔵法師)
 ■ビジュアル化=石黒謙吾(分類王)
 ■アイコン作成=小宮山秀明

 ではまず、【インフォグラフィック完成版】をご覧ください。

グラフィック作成/小宮山秀明
拡大画像表示

 「般若心経」についてちゃんと書くとものすごく長くなるので、超大雑把に言うと、ゴーダマ・シッダールダ、すなわちお釈迦様の説いていたことがまとめられたお経を、中国で訳したのが、西遊記で有名な三蔵法師こと玄奘。これが日本で広まっている般若心経です。

 僕が昔から般若心経を面白いと思っていたのは、そこに込められている内容ではなく、表意文字のロジカル的意味合いと、表形文字のビジュアル的意味合いが混在している印象があったから。調べてもおらず深くは知らなかったのですが。

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石黒謙吾 [著述家・図考師]

いしぐろ・けんご/1961年金沢市生まれ。映画化もされたベストセラー『盲導犬クイールの一生』をはじめ、『2択思考』『エア新書』『分類すると地アタマが良くなる』『ダジャレ ヌーヴォー』など、硬軟取り混ぜ著書多数。チャートを用いて構造オチの笑いに落とし込む「図考師」としての著書に『図解でユカイ』が。プロデュース&編集の書籍も幅広いジャンルで200冊を手がける。野球とビールと犬と笑いを愛する。全キャン連(全国キャンディーズ連盟)代表。
■ブログ=イシブログケンゴ
著書・編書一覧


分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」

 伝えたい情報を直感的にわかるように、グラフィカルに表現する「インフォグラフィック」。と聞くと、デザイナーやクリエーターにしか関係ないもの、と思っていませんか? それは違います。もったいない。どんな仕事でも、いや、私生活においてでも、この「相手がぱっとわかるように工夫する」という考え方のクセそのものが、コミュニケーション上手にしてくれるはず。
 僕は15年前から、さまざなな事象を、チャート図解を用いて構造オチに落とし込む「分類王」として、雑誌やWEBでクリエイションを発表してきました。なかでももっともビジュアルに凝り、一種のART作品という認識で、『編集会議』に30回にわたり発表していたのが、この連載で例題としてあげていく「発想するインフォグラフィック」です。
 このビジュアルは情報をよりわかりやすくという枠を超え、発想そのものを広げるための教科書だと思ってください。どうやってこのアウトプットに辿り着いたか、発想のスタート地点から解説していくことで、「考え方のプロセスと構造」がわかります。

「分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」」

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