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増税時代のスマホ料金節約術
――「050電話アプリ」はどこまで使えるか?

2014年3月14日
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スマホの通話料金には
無料通話分がない

 「最近、スマホで電話をかけることが少なくなった」

 打ち合わせ中に、ある広告関連企業の若手営業マンがつぶやいた。聞くと、スマホの電話料金はかけた分だけ料金がかかってしまうので、なるべく自分からは電話をかけないようにしているという。

 営業職でそれは困るのでは、と聞いてみると、もちろん、どうしても電話で連絡しなければいけない相手もある。その場合は、できるだけ要件のみを伝えて手短に話を済ますという。なんとも窮屈な使い方をしているようである。

スマホの通話料は高いため、通話専用のガラケーとスマホの2台持ちをする個人ユーザーも多いという

 会社支給の携帯やスマホを使うビジネスピープルは多いが、2台持ちはやはり面倒だ。また個人所有のスマホで、業務で使った分だけ会社に請求できる仕組みもあるが、事務処理に手間がかかり、そのうち面倒になって自分で「かぶる」ケースもかなり多いという。一方で、個人の番号を仕事の相手に知らせるのはイヤ、という人も少なくない。いずれにしても、1台のスマホで公私の利用ができれば一番いい。

 ではなぜ、スマホ時代になってユーザーが困るほど通話料の高さが問題になっているのか。冒頭に書いた通りスマホの料金では、従来のガラケー時代にあった「無料通話付き料金プラン」が存在しないからなのだ。

 通常、スマホで通話すると、相手が固定電話でも携帯電話でも、30秒あたり21円の通話料がかかる。これは国内3大キャリアで同一である(PHS回線を除く)。各社とも、家族間の通話無料や同一キャリア内であれば決められた時間帯で通話料が定額になるプランはあるが、それ以外の相手には都度通話料が発生する。たとえば1ヵ月通算30分話せば、1260円が確実にかかる計算だ。

 4月からは消費税も上がり、家計の負担が増えるなかで、スマホの通話料を極力抑えたいというのは理解できる。

 そんな人が注目しているのが、スマホで使える通話サービスだ。

 スマホの場合、契約時の電話番号のほかに050番号を内蔵する形で使えるIP電話アプリがある。わずかな基本料金で、通話料金が大幅に安くなるのが魅力だが、通話品質やアプリの使い勝手などはあまり知られていない。

 そこで、個人所有のスマホに050電話アプリをインストールして、実際にどこまで使えるのか試すことにした。

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