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3大キャリアの隙間に飛び込んで
スマホ通話料半額サービスを軌道に乗せる
――相木孝仁・フュージョン・コミュニケーションズ社長に聞く

ダイヤモンド・オンライン編集部
【第34回】 2013年12月25日
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楽天傘下のフュージョン・コミュニケーションズが開始した「楽天でんわ」が話題だ。スマートフォンの専用アプリを利用することで、一般的に30秒で21円かかる携帯電話の通話料を半額にできる。2013年12月5日のサービス開始以来、3日で10万ダウンロードを突破。携帯電話業界に一石を投じるサービスを提供した経緯を、相木孝仁社長に聞いた。(取材/ダイヤモンド・オンライン編集部 指田昌夫 構成/フリーライター 平行男)

スマホの通話料を半額にするサービス

フュージョン・コミュニケーションズ 相木孝仁代表取締役社長 Photo:DOL

――「楽天でんわ」のサービスを開始した理由を教えてください。

 携帯電話の通話料金はどのキャリアでも30秒21円で、スマートフォンになってからは、フィーチャーフォン時代にあった無料通話分もなくなりました。スマホの通話料金は高いとたくさんのユーザーが感じていると思います。しかし、キャリアは純増を重視しているため、乗り換えユーザーには割引などのベネフィットを提供しても、長く使っているユーザーには通話料値下げなどで還元することはしません。スマホの通話料金を下げたいという思いが、「楽天でんわ」を始めた理由です。

 当社は主に法人向けの電話サービスを提供しており、そのなかに、ビジネスとプライベートの通話料金を1台のスマートフォンで使い分けられる「モバイルチョイス」というものがあります。このモバイルチョイスを個人向けに改修してつくったのが楽天でんわになります。

――どのようなユーザー層を対象にしているのでしょうか。

 スマホの通話料金が高いと感じている方なら、どなたにでも使っていただけますが、スマホで電話をかけることの多いビジネスパーソンや、通話料を節約したい主婦の方にはより適していると思います。

 ビジネスパーソンのなかには、プライベートのスマホを仕事でも使っている方がかなりいます。通話料金を事後精算で会社に請求できる制度はあるものの、実際には面倒なので請求していないケースは多いようです。そういったビジネスパーソンには、スマホの通話料金を半額にできる楽天でんわはぴったりです。

 昨今では「LINE」に代表される無料通話サービスもありますが、LINEを取引先との通話に使うのは難しいといえます。やはり携帯電話からかけたい、そう考える方にも楽天でんわをお使いいただけます。

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