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キャッシュフロー改善!資金繰りの掟
【第7回】 2007年11月19日
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高橋敏則 [公認会計士、税理士]

自社に有利な借入先・条件を選択せよ!

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◎借入金はこれだけある
借入金はこれだけある

 これまで、外部からの借入れによる資金調達は銀行借入れだけを考えておけば十分でした。

 しかし、今や銀行も金融ビッグバンと不良債権処理によって、自分を守るのが精一杯で、取引先企業のことまで構ってはいられません。銀行が当てにならなくなった以上、借入れによる資金調達先の多様化を図らなければなりません。それが資金繰りの改善につながりますし、財務の安定性にも役立ちます。

 そこで、まず金融機関の種類とその特徴を知っておいてください。日本の金融機関は、民間金融機関と政府系金融機関に分けることができます。民間でも政府系でもそれぞれメリット・デメリット、特徴がありますので、まずは自分の会社にあった金融機関から融資を受けること、それからあらゆる金融機関からの融資を検討してみることが肝要です。

 民間金融機関は、会社の近くに支店がありますし、政府系と比べると融資の申込手続きが簡単です。

 また、銀行にはビジネスに関するありとあらゆる情報が集まっていますので、融資面だけでなく、情報を集めることができるというメリットがあります。ただし、民間金融機関は切羽詰まって資金が必要となった企業には貸してくれない傾向があります。それから、生命保険会社や損害保険会社も一般の企業に資金の貸し出しをしていますので覚えておいてください。

 政府系金融機関は民間が融資してくれないような企業にも貸してくれますし、金利が低いなどのメリットがありますが、お役所的性格があるので融資の手続きが面倒です。

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高橋敏則 [公認会計士、税理士]

1956年、千葉県生まれ。中央大学商学部卒業。79年、公認会計士二次試験合格後、外資系会計事務所、監査法人を経て独立し、高橋会計事務所を開設、現在に至る。中小企業の経理・財務・税務の指導を行うほか、相続税コンサルティングに従事。各種セミナーの講師としても活躍中。

 


キャッシュフロー改善!資金繰りの掟

企業経営にとって永遠のテーマである資金繰り。ポイントはキャッシュフローの改善だ!この連載では、すぐに使えて効果を期待できるセオリーを紹介。

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