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オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

短い睡眠時間でも
スッキリ目覚められる人、目覚められない人の違い

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第47回】 2014年3月31日
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 仕事が立て込んでいるときほどきちんと疲れをとりたいのに、実際は当然のように睡眠時間が削られていく――。

 こうして疲れが蓄積されていくことを、仕方がない、と諦めてはいないだろうか?もちろん、理想とする睡眠時間には個人差があるし、増やせないものは仕方がない。でも、食習慣次第で少ない睡眠時間でも質の高いものを得られることもある。

 「ほぼ徹夜」、「1週間連続2時間睡眠」というように、明らかに睡眠時間が不足しているときを除き、まずは、次の2点を自身の平均的な生活にあてはめて再点検してみてほしい。

①朝、スッキリと目覚められているか
②日中、仕事に支障が出るほど眠くなったりしていないか

 これらは、睡眠の質を問うものだ。もし、このふたつに当てはまることが多ければ、まだあなたの生活は改善の余地がある。睡眠に必要な栄養の基礎知識については、以前の記事(「寝ても疲れがとれない、あなたが眠れないその理由とは」)を参考にしていただくとして、今回は、実はよくある間違った対策や遅い時間になってもやっぱり食べてしまう人の問題点について話していきたいと思う。

「遅くなった日はプロテインだけ」
アスリート系ビジネスマンの落とし穴

 まずは、たまに見かけるアスリート系ビジネスマンの「遅くなった日はプロテインだけ」生活について。プロテイン(タンパク質)の大切さはこの連載でも何度もお伝えしているし、不足すれば、睡眠に必要なホルモンの分泌が滞ったり、リカバリー能力が落ちたりするのも事実だ。でも、プロテインさえ摂っていればいいのか、という話でもある。

 実際、疲れているときほど、体としては栄養バランスの良いものを求め、いつも以上にビタミンやミネラルを欲している。だから、プロテインだけ生活は、必要なものを補ってはいるけれど、頑張っているあなたの体を満たすほどのものではない。さらにいうと、消化をサポートするビタミンやミネラルが充分ではないのにタンパク質だけを過剰に摂ると、大量の尿素ができて、腎臓に負担をかけてしまうというデメリットもある。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

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