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問題解決のためのコンサルタント脳のつくり方
【第11回】 2008年3月3日
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塩野 誠 [コンサルタント]

「悪魔の弁護人」になり、意見を批判的に考えてみる

 英語の「Devil's Advocate」を直訳すれば「悪魔の弁護人」ですが、「わざと反対の立場を取る人」「あら捜しする人」という意味になります。

 会議で議論をする際には、みんなの意見に大賛成するのではなく、悪魔の弁護人になってみることにより、批判的に、「ちょっと待てよ、その意見は違うのではないか」と考えることは重要です。

 しかし、何にでも反対するのではなく、「違うのではないか? なぜなら~だから」ときちんと根拠を述べ、議論をより価値あるものにするのは、プロフェッショナルの義務と言えるでしょう。

 会議は議論によりアウトプットを出す場であり、ボーっと人の話を聞く場ではありません。会議中は、プロフェッショナルとして議論に貢献できているか? と自分に問いかけるべきです。

 米国財務長官だったルービン氏は、会議において部下に対し「重要なのは議論の価値であり、発言者の肩書きではない」と意見を促したそうです。誰もが臆することなく意見を言える環境をつくることが、マネージャーの役割でしょう。


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■会議は貢献するために出席する
■あえて反対意見を述べることによって議論を深める

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塩野 誠 [コンサルタント]

1975年生まれ。シティバンク銀行、ゴールドマン・サックス証券、べイン&カンパニー等で事業戦略の立案や実行、M&A・投資業務等を担当。現在は非営利団体である企業価値戦略研究会に所属。その活動とともにコンサルタントとして国内外の企業に対し幅広い提言と講演を行っている。


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