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サムスンは既に10年前に進出! 発明大国イスラエルの頭脳を生かせ
【第7回】 2014年4月24日
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加藤スティーブ

「ゼロ」から「イチ」を創るイスラエル起業家と
グローバル企業のR&D拠点
イスラエル版エコシステムの特徴

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発明大国イスラエルは「ゼロ」から「イチ」を創る起業家を輩出しているが、彼らの新しい技術を求めてR&D拠点を置く世界的テクノロジー企業は、起業家支援も行う。こうしてさらに起業家が生まれやすくなるイスラエル型エコシステムについて解説する。

インターネット普及の立役者はイスラエル人だった

 IT業界の人間であれば、「ピーエイチピー(PHP)」という言葉を、大半の人が聞いたことがあるのではないだろうか。プログラム言語のPHPの原型は、1995年、デンマーク系カナダ人のプログラマー、ラスマス・ラードフ(Rasmus Lerdorf)氏によって作成された。

 その後開発されたPHP/FI 2.0 ではまだ力不足で、特定のアプリケーションなどを構築するには機能が足りないと気づいたのが、イスラエル人のアンディ・ガトマンズ(Andi Gutmans)氏とゼーブ・スラスキー(Zeev Suraski)氏の2人ということを、どれだけの方が知っているだろうか。

 両氏は、1997年、PHPの核となる部分を既存のものを一切流用せず新規に改良し、1999年、PHP 3を経て、PHP 4 の中核である ゼンド・エンジン(Zend Engine)を開発、ゼンド・テクノロジーズ社を創業する。現在、ガトマンズ氏は同社のCEO、スラスキー氏はCTOを務めている。ゼンド(Zend) という名称は2人の名前(ZeevとAndi)を組み合わせた言葉である。

 当時、両氏が開発したPHP3が画期的だった点は、拡張性の高さで、その後のインターネットの普及に大きく貢献することになる。イスラエル人特有の「すごさ」は、このプログラムそのものを改良してしまおうという「着眼点」と、それを現実的に作ってしまう「実現力」だろう。使っているプログラムに不便な点があったとき、そのプログラム「そのもの」を改良してしまおう、と考える人が世の中に何人いるだろうか。

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サムスンは既に10年前に進出! 発明大国イスラエルの頭脳を生かせ

日本にとって距離的にも心理的にも遠い国、イスラエル。だが、最先端技術を有するスタートアップ企業を輩出する「発明大国」であることは世界で認知されており、インテル、グーグルなど米ハイテク企業の多くがイスラエルに研究開発拠点を置く。韓国のサムスンも既に10年前に進出している。日本企業にも最近ようやく動きが出始めたイスラエル技術を取り込む方策を、イスラテック・加藤スティーブ氏が提言する。

「サムスンは既に10年前に進出! 発明大国イスラエルの頭脳を生かせ」

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