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スカイマークの業績に暗雲
“ミニスカ便”3度目の延期

週刊ダイヤモンド編集部
2014年5月29日
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 今回で3度目の延期である。客室乗務員がミニスカート制服を着て搭乗することで話題となった、スカイマークの羽田~福岡路線。

ミニスカートの客室乗務員で注目されるスカイマークのA330だが、3度目の就航延期となった
Photo by Ayako Suga

 当初は、就航を3月25日としていたが、4月18日、5月31日と合わせて3度、延期した。今度は、6月14日の商業初飛行を目指している。

 今回の路線に導入するのは、欧エアバス社製のA330-300型機。通常より座席の前後幅が10センチメートル広い“グリーンシート”を売りにしている。

 度重なる延期で商業運航が実現しないのは、準備不足で安全運航を満たす基準に達しておらず、国土交通省からの認可が下りないためである。

 新機材の導入は、スカイマークが思っていた以上にハードルが高かったようだ。

 スカイマークは、これまで米ボーイング社製の機材しか運航した経験がない。メーカーごとに整備方式が異なるため、「規定集を根本から作り替えなければならなかった」(スカイマーク関係者)。

 また、スカイマークはA330の運航では、寄航地(今回は福岡)に整備士を置かない。このため、乗務員に別途、特殊な訓練が必要になり、準備に時間を要した。

 機長の人数も足りていない。A330を2機運航するためには、通常10人は必要とされるが、5月20日時点で5~6人しか確保できていない。スカイマークでは、「6月頭には10人になる予定」としている。

 不運も重なった。4月29日のテストフライトでは、部品の不具合で、燃料漏れが確認される事態となった。

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