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サントリーと第一三共も参戦
拡大するエナジー飲料の死角

週刊ダイヤモンド編集部
2014年6月4日
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リゲインの栄養ドリンクでのブランド力をエナジードリンクに生かしたいサントリーと第一三共の思惑が一致
Photo by Yoko Suzuki

 サントリー食品インターナショナルは7月1日に第一三共ヘルスケアの看板栄養ドリンク「リゲイン」ブランドから、エナジードリンクを発売する。

 「24時間戦えますか」のキャッチフレーズで有名なリゲインの登録商標のエナジードリンクにおける独占使用権を取得し、レシピの開示を受けて共同で開発したもので、コンビニエンスストア、自動販売機などの全ての小売りチャネルで販売。初年度は発売後半年で100万ケース、3年後に500万ケースの販売を目指す。

 栄養ドリンクブランドまで参戦したエナジードリンクは今、急速に市場が拡大している。その定義は実ははっきりしていないが、一般的には、清涼飲料水として販売される商品のうち、疲労回復効果などを示唆した缶入り炭酸飲料がこのカテゴリーに相当するとされている。

 近年この市場は急拡大しており、2009年に50万ケースだった出荷量は、13年には950万ケースまで伸びた(飲料総研調べ)。全体で3%程度の増加にとどまっている飲料市場の中でもかなりの高成長率を持つカテゴリーといえる。

 同じ類いには、疲れたサラリーマン御用達の瓶入り栄養ドリンクがあるが、こちらは「指定医薬部外品」。薬事法に定められた医薬品に準じ、作用は緩やかだが人体に何らかの改善効果をもたらす商品とされる。栄養ドリンク市場は現在約2000億円あるとみられるが、年々減少。これに代わる新市場として出てきたのが清涼飲料であるエナジードリンクだ。

 栄養ドリンクと異なり炭酸を入れることが可能で、ファッション性を前面に出した米国の有力ブランドのけん引により11年から12年にかけて市場は急成長した。レッドブル・ジャパン、キリンビバレッジなどが販売する「レッドブル」、アサヒ飲料が販売する「モンスター」、日本コカ・コーラの「バーン」などが主なトップブランドだ。

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