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日本代表、コロンビア戦の勝算は――
W杯出場国の “歴史と経験”を考える

相沢光一 [スポーツライター]
【第304回】 2014年6月24日
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 W杯グループリーグは、すべての出場国が2試合を終え、決勝トーナメント進出組が絞られてきた。

 この戦いでのサプライズは前回大会の覇者スペインとサッカー発祥国イングランドの強豪2ヵ国が連敗し、早々とグループリーグ敗退が決まったことだ。

GL3戦目に運命が懸かる日本代表
コロンビアにつけ入る隙はあるか?

 また、両国と同じ事態になりかけたのが、クリスティアーノ・ロナウドを擁するポルトガル。初戦をドイツに0-4と大敗し、23日のアメリカ戦を負けられない状況で迎えた。

 試合開始5分に先制したまではよかったが、後半にアメリカに逆転を許し、1-2のままアディショナルタイム(5分)に突入。その時間も刻々と過ぎ、残りが1分を切った時にクリスティアーノ・ロナウドが右サイドからクロスを上げる。このボールがゴール前に走り込んだFWバレラのヘッドにピタリと合って同点に追いついた。まさにポルトガル代表の命運を首の皮一枚でつないだワンプレーで、こんな芸当ができるのがスーパースターたる所以だろう。

 これでポルトガル代表は1分1敗の勝ち点1。日本代表と同じ状況に置かれたわけだ。いや日本代表より厳しい。両国とも次戦を勝ったうえで得失点差での争いに望みをつなぐが、日本代表の今の得失点差は-1なのに対しポルトガル代表は初戦の大敗もあって-4なのだ。ポルトガルの次戦の相手はガーナ。勝点4のドイツとアメリカが引き分ければ追いつけず、決着がついた場合、負けた国との得失点差争いになるが、現状が-4だからガーナには大量得点で勝たなければならない。

 それでもポルトガルの過去の実績を考えると日本代表よりも可能性があるような気がする。日本の次戦の相手コロンビアは連勝でグループリーグ突破を早々に決め、決勝トーナメントをにらんで主力を温存し控え選手主体で試合に臨むだろう。だから、つけ入る隙はあるという説があるが、W杯はそんなに甘いものではない。

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相沢光一 [スポーツライター]

1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」


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