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男のアンチエイジングと「食」

老化を早める「糖質の摂り過ぎ」防止のため
習慣にすべきこととは?

久保 明 [東海大学医学部 抗加齢ドック教授/慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授]
【第7回】 2014年6月25日
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食べていないつもりでも、実は結構食べている

 だんだん暑くなってきましたね。夏到来です。この時期になると、より体型が気になってくる方も多いのではないでしょうか?

 また、お腹が出てきた。薄着になると目立つし、水着になるのは嫌だなあ、など後ろ向きな考えになっていませんか。とはいえ、仕事を終えて飲む冷えたビールは美味しく、かき氷やアイスクリームにもつい手が出てしまう。悩ましい季節でもあります。

 また皆さんの中に、健康診断で太り過ぎを指摘されたり、血圧や血糖値が境界域に近くなって、ダイエットなど生活習慣の見直しを薦められた人はいませんか。糖質の摂りすぎはAGEという強力な老化促進物質を発生させる原因にもなります。

 そこで一度やってみてもらいたいのが、「食事記録」をつけることです。

 人間には不思議なことに自分が食べた量を少なめに見積もる傾向があるようで、食べていないつもりでも総計すると、案外食べていることがあるのです。

 朝食はどうでしょう。和食なら、ご飯1杯に豆腐の味噌汁、納豆1パック、おひたし小鉢1皿、卵焼き2切れ。洋食ならパンならトースト1枚にバター、ヨーグルト1カップ、目玉焼き1つ、牛乳1杯、簡単なサラダ……。

 昼は焼き魚定食で中身はご飯1杯、塩鮭1切れ、小さな奴豆腐にワカメの味噌汁、ほうれん草とごまの和え物、あるいは鶏のから揚げ定食で、鶏から揚げ4つにご飯1杯、キャベツ少々にひじきの煮つけ小鉢1皿 、豆腐の味噌汁、簡単にカレーライスだった人もいるかもしれませんね。

 夜は家で家庭料理、ハンバーグ1つとポテトサラダ小鉢1皿 、おからといんげんの和え物の小鉢1皿に具だくさんの味噌汁とご飯1杯。残業だったので、野菜炒め(にんじん、ピーマン、もやし、キャベツ)定食に半餃子3つなんて人もいるでしょう。

 こうしてその日食べたものを書き出していくのです。食事記録をつける際には、単に料理名だけでなく、どんな材料が使われていたか、どのくらいの量だったか、できるだけ詳しく書くのがポイントです。

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久保 明 [東海大学医学部 抗加齢ドック教授/慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授]

1979年慶應義塾大学医学部卒業。1988年米国ワシントン州立大学医学部動脈硬化研究部門に留学。「高輪メディカルクリニック」を設立し16年間院長を務め、現在は東海大学医学部付属東京病院、医療法人社団湖聖会銀座病院、医療法人社団健育会石川記念病院で診療を行う。人の老化度を測る「健康寿命ドック」を開発し、その結果に基いたソリューション(運動や栄養指導)を実践。生活習慣病の診療と予防医療・アンチエイジング医学の確立に注力。サプリメントやスポーツ医学の世界最先端の情報と実践を駆使した講演や企業のアドバイザーとしても活動している。


男のアンチエイジングと「食」

「アンチエイジング」というと女性特有のテーマに思われがちだが、男性もいつまでも若々しく元気なほうが魅力的。実際、「見た目が若く見える人の方が老けて見える人より長生きする」という研究もあるほどで、老化を考えることは、健康そのものを考えることに直結する。そこでこの連載では、「いつまでも若々しくいたい」「いつまでも元気でいたい」「何歳になっても女性にモテたい」と願う男性に向けて、男性目線のアンチエイジングと、それを支える食について考える。

「男のアンチエイジングと「食」」

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