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サントリーHD社長に新浪氏
“脱一族経営”へ踏み出す真意

週刊ダイヤモンド編集部
2014年7月3日
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 サントリーホールディングス(HD)の佐治信忠会長兼社長の後継社長に新浪剛史・ローソン会長が内定した。7月1日の取締役会で正式決定し、10月1日に就任する予定だ。

共にトップダウン型の経営者である新浪氏(左)と佐治氏(右)。サントリー初となる外部からの社長登用はうまくいくか

 佐治社長は新浪氏について、「そのエネルギーや関心領域の広さ、国際感覚など、社外で最もサントリーのDNA“やってみなはれ”精神を持ち合わせた人物」と絶賛。「たまたま4代創業家社長が続いたが、一番ふさわしい人がやるのが会社のためにも社員のためにも社会のためにもなる」と言う。

 2001年から社長を務める佐治社長だが、代表取締役副社長として実質的に経営を担ってからは24年がたつ。その中で度々指摘されてきたのが後継者問題だ。

 現在サントリーには創業者の鳥井信治郎元社長の孫に当たる佐治社長、同じく孫で生産面を統括する鳥井信吾副社長、それに鳥井信一郎前社長の息子で佐治社長にとっては従甥に当たる鳥井信宏・サントリー食品インターナショナル(SBF)社長、計3人の創業家出身役員が在籍する。鳥井SBF社長が最右翼とされてきたが、40代と若く「事業の成功体験がなく、まだ私の後継としてグループ総帥を任せられるまでに成長していない」(佐治社長)。さらにSBFが13年に上場したばかりということもあり、HD社長に昇格するのは当分の間難しいという見方が強かった。

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