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“官邸相場”を操る官房長官が主宰
株価対策で集う秘密会議の内情

週刊ダイヤモンド編集部
【14/7/26号】 2014年7月22日
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首相官邸の実務部隊による
「秘密会議」の内情

 毎週月曜日の早朝、首相官邸の執務室で、官房長官の菅義偉と官房副長官の世耕弘成、加藤勝信、杉田和博の4人が顔をそろえる。

 株価対策と世論対策の議論をするためだ。いわば、相場を動かす首相官邸の実動部隊による秘密会議といえた。指揮を執るのはもちろん、族議員を抑えて官邸主導の経済運営を推し進める首相の参謀、菅だ。

 出席者は4人のほか、世論調査や株式マーケットにも見識のある有識者ら複数が同席する。

 「先週1週間の政策動向がどうだったか、今週はそれについてどう対応すべきかを議論したり、足元の株価が今後どのような展開になりそうなのかを解説してもらい、われわれに必要なアクションについて検討する」(官房副長官)という。

 株価依存内閣とやゆされることもある安倍内閣だけに、「官邸は当然、株価について、つぶさにウオッチしている」(自民党幹部)が、首相、安倍晋三の参謀役である菅は世論の動向についても、テレビ・新聞各社の世論調査を徹底的に分析しており、官房長官番記者に「あれほど世論に敏感な政治家は見たことない」と言わしめたほどだ。

 分単位のスケジュールを迫られる官房長官。それでも菅は食事の時間を中心に、若手の戦略系コンサルタントからトップエコノミストまで、さまざまな関係者と精力的に会合を持っている。「朝に2回、昼に1回、夜に2回と会合を入れるのが日課」(官邸周辺)。

 その会合場所も政治家にお決まりの“お座敷”ではなく、高級ホテルのレストランの個室が多いようだ。ミーティング形式で行われ、菅はアルコールの代わりにペリエを飲みながら、相手の話に聞き入るという。

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