ダイヤモンド社のビジネス情報サイト

現代の夫婦は50日間「会えなくても平気」
この10年間で劇的に延びた理由は?

小川 たまか
【第183回】 2014年7月29日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 人間関係の希薄化か、コミュニケーションツールが発達したおかげか。この10年で、夫婦は「会わなくても耐えられる日数」が37.3日から50.7日に劇的に延びたという。

 アンケートを行ったのはアサツーディ・ケイ。調査期間は2014年5月17日~31日。全国に暮らす15~69歳の男女6032人を対象にしたインターネット調査。

10年前より約2週間延びた
夫婦が「会わなくても耐えられる日数」

 アンケート内では、配偶者のいる20歳以上の男女を対象に「配偶者と会わなくても耐えられる日数」について調査。結果は、50.7日だった。平均的に日本の夫婦は約1ヵ月半、会わなくても問題ないと考えているようだ。

 この数字を2005年、2011年に行った調査と比べてみると、その差は明らかだ。2005年は36.6日、2011年は46.9日という結果だったので、ここ10年で、夫婦は「会わなくても耐えられる日数」が次第に延びていることがよくわかる。

 特にその傾向が顕著なのは女性だ。調査結果を男女別に見てみよう。男性の場合は、2005年=30.6日→2011年=40.9日→2014年=40.4日と、2011年と2014年はほぼ横ばいなのに対し、女性は順番に42.1日→52.3日→59.7日と完全に右肩上がり。また、男性よりも女性の方が「会わなくても耐えられる日数」が1週間以上長いことがわかる。

 ちなみに、この傾向は夫婦だけではなくカップルでも同じ。対象者に「恋人と会わなくても耐えられる日数」を聞いたところ、25.8日→33.9日→38.5日(男女全体)という結果だった。アサツーディ・ケイはこれらの結果について、「耐えられる日数が長期化している原因を、夫婦関係の希薄化としてみることもできますが、この10年でSNSや無料通話・メールアプリなどのコミュニケーション環境が劇的に変化した影響も大きいと考えられます」「特にツールを活発に使いこなす女性はこの感覚が強くなっている」と分析している。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事


ザ・世論~日本人の気持ち~

価値観が多様化し、隣の人の考えでさえ分かりづらい現代。注目のテーマについて、みんながどう考えているか気になるところだろう。この連載では様々な統計、調査結果等を取り上げ、その背景にあるトレンドや人々の意識を分析。現代の「日本人の気持ち」=「世論」を探っていく。

「ザ・世論~日本人の気持ち~」

⇒バックナンバー一覧