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オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

イケメン経営者とメタボ経営者の食事

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第56回】 2014年8月4日
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 「やっぱり、見た目は大事でしょう」

 そう公言して憚らないのは、コンサルティング会社を経営するT氏。

 「だって、もしもオレがいつも安いものを身に着けて、体型にも無頓着で、食べ物にも無頓着で、食事はいつもコンビニ、髪とかもぼっさぼさだったらさ、コンサルをお願いしたいと思う?思わないよね。生活は見た目に出るじゃない。そんなやつに会社の売り上げ伸ばしますよ、とか言われても信じられないよね」

 決して口が良いとは言えないT氏だが、おもわず首を縦に振ってしまう。いつも言っているように、経営者の食事記録には、何かしらのこだわりが垣間見える。もちろん、栄養士との接点を持つような方々なので、食に対する意識が他の人よりも高い傾向があるとは思う。でも、無意識の内にでも、何かがあるのだ。

1日4食、締めはBARで一杯
彼がイケメン社長でいられる理由

 たとえば、T氏のこだわりは、「エネルギー切れを起こさない食事のタイミング」と「一日の最後のお酒の楽しみ方」だ。

 体型は維持したい。そのためには、好き放題食べるわけにはいかない。でも、むやみに食事量を減らして、クライアント相手に話すときに、気力がわかないようでは意味がない。そこで、T氏は、1日4食を基本とすることにした。ランチからディナーまでの間、お腹が空いたら、もう一食食べて良い、という風にしたのだ。もちろん、そのような中途半端な時間にしっかりとごはんを食べる時間もないし、お店も限られる。結果として、その一食はいつもの一食とは異なり、おにぎりやカフェラテ、夏場になるとコーヒーショップでもよく見かける甘いスムージーのような「少し腹持ちしそうなもの」が選択肢になる。

 人間とは不思議なもので、「お腹が空いたらまたすぐに食べればいいや」と思うと、一定のラインを超えて食べ続けることがなくなる。それによって、T氏はランチの定食やお弁当を食べる際、ごはんの量を控えるようになった。「外でのごはんの量は、家で食べる茶碗一杯分よりも多い。これを全部食べていたら豚になる」というのがT氏の言い分。減らした分お腹が空くかというとそうでもない。確かに、家での茶碗一杯分くらいは食べているのだから、当然と言えば当然なのだが、4食を基本としながらも、実際は3食で終わるのが週のうちのほとんどだそうだ。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

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