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品質・価格を徹底追求
果てしなき「コンビニ超進化」の全貌

週刊ダイヤモンド編集部
【14/9/6号】 2014年9月1日
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弁当、麺類をもっとうまく!
過熱する中食てこ入れ競争

 コンビニの“顔”といえば、何といっても弁当やおにぎりに代表される中食だ。少しでもおいしくするため、大手コンビニは日々改良を重ね、商品を進化させている。

 昨年、ファミリーマートの中山勇社長は、店舗で展開している焼きそばを口にして驚いた。

 「てこ入れが必要だ」

 そう感じた中山社長がベンダー(製造業者)を尋ねると、ファミリーマートが39%出資していたジョイアス・フーズ(旧朝日食品工業)との答え。

 このままではまずいと考えた中山社長は、製麺に集中させるため、ジョイアスに漬物や大豆などの製造部門を売却させ、その上で同社を100%子会社にした。

 小売業界では「持たざる経営」が基本。だが、目の前の出費より、一刻も早く製麺のクオリティを上げることを優先させたのだ。

 中山社長の危機感は、それぐらい強かった。

 「セブン-イレブンは腕立て伏せを100回できるけど、うちは10回しかできない」

 日販でセブン-イレブンに10万円以上差をつけられているファミリーマート。その背景には“基礎力”の違いがあり、弁当や麺類といった「中食」にこそ原因があるとみたのだ。

 そこでファミリーマートは中山社長の肝いりで、中食を進化させようと抜本的な見直しに着手。今年3月には社長直轄の組織として「中食構造改革委員会」を新設した。

 これは、商品部を中心にシステムや営業の担当者など約20人を部門横断的に集結させ、商品の開発力の強化や製造・物流拠点の再整備を図る組織だ。

 ファミリーマートの青木実商品本部長補佐は、「ベンダーのてこ入れをすべき商品カテゴリーが分かってきた」と自信を見せる。

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