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分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」

「身体の部位と企業の関わり」を男女別にして
構造的なオチを作ったインフォグラフィック

石黒謙吾 [著述家・図考師]
【第30回】 2014年10月14日
著者・コラム紹介バックナンバー
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伝えたい情報を直感的にわかるように、グラフィカルに表現する「インフォグラフィック」。この「相手がぱっとわかるように工夫する」という考え方のクセそのものが、コミュニケーション上手にしてくれるはず。本連載は、情報をよりわかりやすく、という枠を超え、発想そのものを広げるための教科書だと思ってください。どうやってこのアウトプットに辿り着いたか、発想のスタート地点から解説していくことで、「考え方のプロセスと構造」がわかります。今回のお題は、人体図。町医者の壁に貼ってありますよね、人体図。私はあれが昔から好きでした。

オリジナルネタは今回がラスト
昔から好きだった人体図が題材

 昨年8月から続けてきたこのインフォグラフィックの連載は、次回が総集編で最終回となります。そして、オリジナルネタとしては今回がラスト。ではいつものように余韻を楽しむように発想のプロセスを解説していきましょう。

 まずは、【インフォグラフィック画像】をご覧ください。

グラフィック作成/小宮山秀明
拡大画像表示

 男女それぞれ正面向きの人体は、ギリシャ時代の彫刻のような佇まいにて。

 僕は幼い頃から、さまざまなグラフィカルな要素に心惹かれる性質があった。その刷り込みの断片がこの連載にあるインフォグラフィックにたくさん反映されています。そこらは次回の30回分総まくりで詳しく見ていただきます。

 そして刷り込まれたビジュアルの好みには53歳になったいまでも変わらず、惹かれるものには一貫性があります。曼荼羅のようなデコラティブなもの、ずらっと並んだもの、シンメトリックなもの、グラデーションになった色味、鍛造のシブイ銀色、四角いのに角が丸まっているもの、etc……。

 この人体図というビジュアルも子どもの頃好きになったもののひとつ。町医者に行くと壁に貼ってあった人体図、図鑑に載っている内臓の構造がわかるイラストなどを見るとわくわくしたものです。

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石黒謙吾 [著述家・図考師]

いしぐろ・けんご/1961年金沢市生まれ。映画化もされたベストセラー『盲導犬クイールの一生』をはじめ、『2択思考』『エア新書』『分類すると地アタマが良くなる』『ダジャレ ヌーヴォー』など、硬軟取り混ぜ著書多数。チャートを用いて構造オチの笑いに落とし込む「図考師」としての著書に『図解でユカイ』が。プロデュース&編集の書籍も幅広いジャンルで200冊を手がける。野球とビールと犬と笑いを愛する。全キャン連(全国キャンディーズ連盟)代表。
■ブログ=イシブログケンゴ
著書・編書一覧


分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」

 伝えたい情報を直感的にわかるように、グラフィカルに表現する「インフォグラフィック」。と聞くと、デザイナーやクリエーターにしか関係ないもの、と思っていませんか? それは違います。もったいない。どんな仕事でも、いや、私生活においてでも、この「相手がぱっとわかるように工夫する」という考え方のクセそのものが、コミュニケーション上手にしてくれるはず。
 僕は15年前から、さまざなな事象を、チャート図解を用いて構造オチに落とし込む「分類王」として、雑誌やWEBでクリエイションを発表してきました。なかでももっともビジュアルに凝り、一種のART作品という認識で、『編集会議』に30回にわたり発表していたのが、この連載で例題としてあげていく「発想するインフォグラフィック」です。
 このビジュアルは情報をよりわかりやすくという枠を超え、発想そのものを広げるための教科書だと思ってください。どうやってこのアウトプットに辿り着いたか、発想のスタート地点から解説していくことで、「考え方のプロセスと構造」がわかります。

「分類王・石黒謙吾の「発想を広げるインフォグラフィック思考」」

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