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STAY GOLD! リーゼントマネジャー岡田兵吾の「シンガポール浪花節日記」

【本当に使えるグローバル会話力(下)】
なぜ日本人の英会話は盛り上がらないのか?
超円安の世界で生き残りたいなら、空気を読むな!

岡田兵吾 [マイクロソフト シンガポール シニアマネジャー]
【第12回】 2014年11月12日
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グローバルで人との「違い」は
外国人から前向きにさえ捉えられる

 外国人と会話するなんて機会は絶対ないから、英語での会話術なんて不要――。

 もし、本気でそう信じている人がいるなら驚きだ。日銀の黒田バズーカ砲第二弾(追加金融緩和)によって、一層の円安が続く見通しとなっている現在は、海外企業からすると日本企業を買収する絶好のチャンスだ。つまり、いつなんどき外国人がやってきて、あなたの会社のオーナーと買収交渉を成立させてもおかしくない。突然、「明日から社内での会話は英語ね」なんてことが起こるかもしれないのだ。

 海外企業に買収されずとも、ある日突然、外国人相手の仕事を任されてしまうこともあるだろう。「じゃあせっかくなんで、ランチでも一緒に……」なんて状況になったら、いったい何を話せはよいのだろうか? そういったシチュエーションに備えて日頃から準備しておくことが、「想像力」というものだと思う。

前回第11回では、外国人との「会話を盛り上げるための秘訣・基礎編」を紹介した。今回はその「秘訣・応用実践編」を紹介しよう。これらは言うなれば、「リーゼント式段階的グローバルコミュニケーションマスター術」である。

シンガポール国会議事堂。議会の場でも会話力は必須であろう

 「応用実践編」の準備のために、まずは基礎編をざっくり要約・補足して紹介しよう。

(1) 謙遜&遠慮の日本語をそのまま英訳するべからず!

(2) 活動的で意欲的な行動や、カッコいいエピソードを垣間見せるべし!

(3) 「他人とのDifference」(違い)の捉え方が、外国人と日本人とは全く違うことを知るべし!

 グローバルビジネスの現場では、外国人たちとの仕事やプライベートでの付き合いにおいて、発言すればするほど認められる。

 たとえ空気を読まずに1人違う意見を言っても、それは単なる個々の「違い」でしかなく、日本人が思うほど波風は立たない。それどころか、確固たる意志があるとして評価されるべきことなのだ。

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岡田兵吾 [マイクロソフト シンガポール シニアマネジャー]

大阪生まれ。同志社大学工学部卒業後、アクセンチュア(日本/アメリカ)、デロイトコンサルティング(シンガポール)、マイクロソフト(シンガポール)で19年間、業務・ITコンサルタントとして活躍。シンガポール移住11年、永住権を保持し、近年はアジア全域の新事業開発、業務改善、組織改革に従事。 人生の目標は「ソーシャル・チェンジ」(社会変革)、座右の銘は「Stay Gold!」。グローバルビジネス経験を活かして日本およびアジアの顕在化した社会問題を解決し、多くの人々が希望をもてる社会の実現を目指している。

☆ブログ: シンガポールではたらくリーゼントマネージャー岡田兵吾のStay Gold!
☆Facebook: Hyogo Okada(岡田兵吾)
☆Twitter: phoenix_hugo(リーゼントマネージャー岡田兵吾)


STAY GOLD! リーゼントマネジャー岡田兵吾の「シンガポール浪花節日記」

アジアのグローバルシティとして大きな変化を遂げたシンガポール。しかし意外にも、あらゆるところに「浪花節文化」が存在していることを、あなたはご存じだろうか? そこで当連載では、日本人の固定概念を覆すシンガポールのリアルな姿を、家族とともに現地コミュニティに根を張って暮らしている筆者ならではの視点で紹介する。

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