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ヒントはここにあった!先端ITで日本企業の未来を変える

カフェから世界で働く同僚と仕事を進める
――先端ITがもたらす新しい働くカタチ

安間 裕 [アバナード株式会社 代表取締役]
【第8回】 2014年11月13日
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 こんにちは。本連載ではこれまで、先端デジタルITがもたらす新しい「働くカタチ」について見てきました。

 具体的には、「モビリティー(スマホやタブレットがもたらすどこでも仕事ができる環境」「UCC(ユニファイドコミュニケーション&コラボレーション(PCのテレビ電話やテレビ会議などがもたらす新たな働く環境」「エンタープライズ・ソーシャル(社内SNSが変える新たな仕事の仕方と生産性)」といった「バズワード(流行語)」を、企業経営にとっての価値という視点で書いてきました。

 今回は、ツールという視点ではなく、それらがもたらす新しい働き方を「まとめ」という形で書いてみたいと思います。

 アバナードの米国本社が、日本以外の「CxO1000人に聞きました」型の調査の結果によると…。

・「BYOD(Bring Your Own Device:自分のスマホなどを仕事に持ち込むこと)」を認めている、または、結果的に認めてしまっている企業は60%
・それによって、生産性の向上など、効果を認めている企業は73%
・最近、先端デジタルITにより、ビジネス改革を1つ以上行っている会社は70%
・先端デジタルITによるビジネス改革をどんどん推進してほしいと思っている経営トップは56%、ところが、それをコンサバティブに捉え、リスクが大きいと考えているIT部門トップは55%

 このことから見えてくるのは、グローバルでは、新たな先端デジタルITを活用し、どんどん働き方の改革を進めている一方で、海外でも、IT部門が、皮肉なことにその改革から遅れてしまっているということだと思います。

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安間 裕 [アバナード株式会社 代表取締役]

団体系保険会社、外資系商社を経て、1998年にアクセンチュアに入社。その後外資系広告代理店を経て2001年に再度アクセンチュアに入社、アクセンチュア・テクノロジー・ソリューションズの設立に携わり2002年8月に同社代表取締役社長に就任。2009年アクセンチュア執行役員アウトソーシング本部長、2010年執行役員ビジネスプロセス・アウトソーシング統括本部長を歴任。副社長としてフューチャーアーキテクトの経営に携わった後、2014年4月にアバナードに入社。1982年明治大学文学部文学科フランス文学専攻卒。1959年生まれ。


ヒントはここにあった!先端ITで日本企業の未来を変える

IT業界のフロントランナーである筆者が、日本企業の経営やビジネスの最前線で働く人々に向けておくる連載第2弾。昨今のITで起きていることを、いわゆる「Buzz Word(はやり言葉)」としてではなくビジネスの言葉で解説。客観的データを基にした冷静な分析で、今日から仕事への意識を変えられるヒントを提供する。

「ヒントはここにあった!先端ITで日本企業の未来を変える」

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