1月12日夕方(現地時間)ハイチで起きたM7.0の大地震。死者は20万人を超えるとも言われ、世界各地から続々と支援物資や募金が集まっている。 (C)ADRA/写真提供:チャリティプラットフォーム

 前回の記事でもお伝えしたとおり、ハイチ大地震をきっかけとして寄付への関心が大きく高まっている。阪神大震災の1995年が、日本のボランティア元年とされているが、今年が寄付元年となるかもしれない。それほど寄付への気運が高まっている。

 その大きな要因としてツイッターなどのソーシャル・メディアの存在がある。ツイッターがハイチを救う。そう断言しても過言ではないほど、ツイッター効果は高かったと思う。ツイッターなどのソーシャル・メディアはソーシャル・エコノミーを形成し、ソーシャル・リボリューションを起こしている。今回は、そのことをお伝えする。

募金額・件数ともに過去最高を更新中!?
日本でブレイクした支援募金

 まず、募金ポータルサイトのユーザーの反応をご紹介しよう。Yahoo!ボランティアは、大地震が起こった13日(日本時間)の19時には、早くもハイチ支援の募金をスタートさせている。翌日には、Yahoo!ショッピングやツイッターアカウント上でハイチへの募金を呼びかけたところ、大きな反響を得たという。

 これまでも、大きな自然災害時には多額の寄付金が寄せられた。中国・四川地震や新潟中越沖地震の時には、1ヵ月半でそれぞれ約2500万円が寄付されている。それが、今回はたった3週間で約2700万円の寄付が集まった。募金者数は約54000人。四川地震、新潟地震の時は1ヵ月半で約25000人。募金額・件数ともにすでに過去最高。しかも、まだまだ増えている。

 イーココロ!ではクレジットカードによる募金を呼びかけている。カード募金として過去最高の寄付額はガザ緊急支援の時だったが、今回はそれを上回るペースで寄付が寄せられている。ガザ募金を大幅に上回ることが見込まれているという。

 dffでは、ツイッターでつぶやくだけで募金できる「ツイッター募金」を開始し、ネットでも大きな話題になった。1月21日に開始されたが、10日ほどで約57000を超えるつぶやきがあり、ハイチ支援やツイッター募金への参加を促している。

 NGOへの反応も高いという。1985年からハイチで活動を行なっている子ども支援の国際協力NGO「セーブ・ザ・チルドレン」(SCJ)は、今回の地震でも迅速な支援活動を展開。85000人に医療品を配布し、移動クリニックでは毎日100人の患者を診察。子どもの避難スペースでは、5日間で2000人の子どもを受け入れるなど、広範な支援を行なっている。これらの活動状況はSCJのウェブサイトやメルマガで紹介され、活動への寄付を募っているが、これまでの災害とは比較にならないほどの反応があるという。

歴史的に類を見ないスピードで
ハイチに向かう世界の寄付マネー

 世界的に見ても、今回の寄付への関心は高い。1月21日夕方の時点で、世界中から3億5500万ドル(約320億円)の寄付がハイチ支援のために寄せられたと、CNNは報じている。