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「働き方」という経営問題―The Future of Work―

【ノマドワーカーの実像[3]】
仕事もプロボノもフル回転!
イベント会場を駆け回りながら仕事をこなすコツは?
――Peatix グロースチームマネージャー 庄司望さん

ダイヤモンド・オンライン編集部
【第17回】 2014年12月19日
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オリノコ・ピーティックス グロースチームマネージャーの庄司望さん Photo:DOL

 庄司望さんは、イベント管理サービス「ピーティックス(Peatix)」の運営会社であるオリノコ・ピーティックスで働く。

 ピーティックスは、セミナーや勉強会、野外フェスなどのイベントの情報チェックと参加予約が簡単にできるイベント管理サービス。2011年に日本でサービスを開始したが、国内外で年間約4万以上のイベントの集客に使われているツールだ。現在は本社が米国ニューヨークに移転、庄司さんは東京オフィスにて国内市場だけでなく、アメリカ、シンガポール市場のマーケティング、アプリの改善やイベントの集客アイデアの実施、企業広報など複数の業務を日々こなしている。

 開発メンバーは日本、米国、そしてシンガポールの3拠点に分散しており、協力して1つのサービスの改善をすすめている。

 「日本の開発陣は、海外のチームと連携する必要があり、時差もあるので、直接連絡を取りながら作業するためには昼夜逆で仕事をしなければいけません。そのため、技術部門の人間はいつ、どこで働いてもいいというルールになっています。また、私が担当している広報部門や、営業などの社員も、会社で定例ミーティングなどの予定はありますが、それ以外は比較的自由に働いている会社です」

イベント参加者の行動の文脈に
ドンピシャのキャンペーンをぶつける

 ピーティックスにログインしたユーザーには、さまざまなイベントの案内が届き、簡単な操作で参加登録が完了する。イベントが有料の場合、チケット代の一定の料率が手数料収入となる。

 ただし、ピーティックスを使って開催されるイベントは、企業が中心というより、さまざまな企業にまたがる知人友人が中心となる勉強会や交流会など、小規模のイベントが多いという。運営スタッフもボランティアで開催するものが多く、手数料がイベント主催者の負担となっていたため、2013年に大幅値下げした。そのままでは、ピーティックスに収入はほとんどない。

 そこで庄司さんが最近力を入れているのは、アプリを使ってもらうイベントに関連した協賛広告の集稿だ。コンサート会場のロビーでその歌手のCDが売られているのと同じように、イベントの内容に紐づく商品の広告を集めて、イベント登録画面の下のほうにリンクを入れたり、イベント会場での来場者特典として提供する。

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人口減少による働き手の不足と経済・社会のグローバル化が、企業経営を取りまく大問題となっている。そのなかで、企業が競争優位性を築くためのキーワードとして浮上しているのが「ワークスタイル変革」だ。識者への取材や企業事例の紹介を通じて、すべての企業と働く人に問われている「働き方」の課題を明らかにしていく。

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