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『ザ・ゴール』がマンガになった!
【第1回】 2014年12月22日
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岸良裕司 [株式会社ゴールドラット・コンサルティング・ジャパンCEO]

教科書が大嫌い! 読むと眠くなる

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ついに『ザ・ゴール』がマンガになった!

『ザ・ゴール』(エリヤフ・ゴールドラット著)は、発行から30年が経過したいまもなお不朽のビジネス書として、全世界で1000万人を超える人たちに読み継がれています。日本でも68万部を超えるベストセラーになりました。

 1984年の発行当時「日本語版が出版されたら、日本企業が独り勝ちして世界経済が大混乱に陥ってしまう」とのゴールドラット博士の意向で、17年間、日本での翻訳出版が許可されなかった曰く付きの一冊です。

 ストーリーどおりに実践しただけで在庫が減り、納期遅れがなくなり、業績が大幅に改善されたという工場や企業の事例が続出。生産管理やサプライチェーン・マネジメントに多大な影響を与えました。

 そして海外では、TOCと言えば小売業と思われているほど、小売業で活発に活用されています。また、教育のためのTOCも驚くべきスピードで普及し、成果を上げています。『ザ・ゴール』は、こうした全体最適のマネジメント理論であるTOC(Theory of Constraints:制約理論)の原典と高い評価を受けています。

 このTOCという革新的な理論の発表に対して、論文でも、一般的なビジネス書でもなく、なぜ小説にしたのかという質問に、ゴールドラット博士は真顔で次のように答えていました。

「私は、学生時代から教科書が大嫌いだ! 読むと眠くなる。だから、少なくとも読むのが楽しいものにしたかった」

 そんな『ザ・ゴール』を日本人読者により身近に感じてもらえるよう、舞台設定を架空の日本企業に置き換え、マンガ化しました。いまごろ天国で、ゴールドラット博士もビックリしていることでしょう。

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    岸良裕司 [株式会社ゴールドラット・コンサルティング・ジャパンCEO]

    1959年生まれ。株式会社ゴールドラット・コンサルティング・ジャパンCEO。日本TOC推進協議会理事。TOCをあらゆる産業界、行政改革で実践し、活動成果のひとつとして発表された「三方良しの公共事業改革」は、ゴールドラット博士の絶賛を浴び、2007年4月に国策として正式に採用された。成果の数々は国際的に高い評価を得て、活動の舞台を日本のみならず世界中に広げている。08年4月、ゴールドラット博士に請われて、ゴールドラット・コンサルティング・ディレクターに就任し、日本代表となる。そのセミナーは、わかりやすく、実践的との定評がある。著書に『全体最適の問題解決入門』『「よかれ」の思い込みが、会社をダメにする』(以上ダイヤモンド社)などがある。
     

     


    『ザ・ゴール』がマンガになった!

    1000万人が読んだ世界的ベストセラー『ザ・ゴール』が、日本人読者により身近に感じてもらえるよう、舞台設定を架空の日本企業に置き換え、原作のエッセンスをコンパクトにマンガ化されました。そのポイントと読みどころを監修者の岸良裕司氏が解説します。

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