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考える力をつける3つの道具
2014年8月20日
著者・コラム紹介バックナンバー
岸良裕司 [株式会社ゴールドラット・コンサルティング・ジャパンCEO]

正解のない問題にどう取り組むか
考える力をつける3つの道具

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もう、学生じゃないんだから……。

 学校では、実に多くのことを学ぶ。義務教育の小学校、中学校だけでも9年間、学校に通う。9年ものあいだ、学ぶことに集中する毎日。考えてみれば、これは並大抵のことではない。

 高校、大学に進めば、さらに7年間。その間に学ぶ知識は膨大なものだ。しかし社会人になると、学校で学んだことがそのまま使えるほど、世の中、甘くはないと実感することもしばしば。

 社会に出ると、数々の問題に直面する。それらは多くの場合、教科書に載っている問題でも、学校のテストのように正解があらかじめ準備されているわけでもない。

 しかも学校を卒業してから、社会人としての人生は40年以上の長丁場。その間ずっといろいろな問題に直面しながら、解決していかなければならない。

 次の項目で、必要だと思うものをチェックしていただきたい。

□教科書に載っていない問題を解決する力
□ものごとをちゃんと考える力
□ものごとをシンプルに解き明かし、解決する力
□もめごと、ジレンマによる悩みをスッキリと解決する力
□みんなと協力しながら、ものごとを成し遂げる力
□相手の立場になって考える力
□自分で目標を設定して、それを実現できるようになる力

 ここで挙げた力を身につけることは、これから社会に出る子どもたちにとって大切なのはもちろん、大人になるとさらに大切になると感じるのは私だけだろうか。

 現実はごちゃごちゃとしていて、複雑でよくわからないことだらけだし、問題を解決しようとしても解決策はもやもや。そんな状況が続けば、将来の見通しはどんよりと暗くなる。

 あのとき、どうすればよかったんだろう……。
 これから、何をすればいいのだろう……。

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  • 正解のない問題にどう取り組むか (2014.08.20)
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岸良裕司 [株式会社ゴールドラット・コンサルティング・ジャパンCEO]

1959年生まれ。株式会社ゴールドラット・コンサルティング・ジャパンCEO。日本TOC推進協議会理事。TOCをあらゆる産業界、行政改革で実践し、活動成果のひとつとして発表された「三方良しの公共事業改革」は、ゴールドラット博士の絶賛を浴び、2007年4月に国策として正式に採用された。成果の数々は国際的に高い評価を得て、活動の舞台を日本のみならず世界中に広げている。08年4月、ゴールドラット博士に請われて、ゴールドラット・コンサルティング・ディレクターに就任し、日本代表となる。そのセミナーは、わかりやすく、実践的との定評がある。著書に『全体最適の問題解決入門』『「よかれ」の思い込みが、会社をダメにする』(以上ダイヤモンド社)などがある。
 

 


考える力をつける3つの道具

変化の激しい時代。環境が変化するとともに、取り組む問題も常に変わってくる。そんななかで、ずっと変わらずに役立つことがあるとしたら、それは「考える力」を身につけることではないだろうか。

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