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男のアンチエイジングと「食」

容姿、体力、知力、精力…
40代、50代からの積み重ねで老化を防げ!
男のアンチエイジングに効果的な食事と運動

久保 明 [東海大学医学部 抗加齢ドック教授/慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授]
【最終回】 2014年12月24日
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老化防止は「合わせ技」で

 この連載も今回が最終回になります。1年間、ご愛読ありがとうございました。今回はこれまでの内容に若干の補足をしつつ「男のアンチエイジング」の要点をまとめてみたいと思います。

 男性も30代後半から40代、50代と年齢を重ねると、老化を意識せざるをえなくなります。容姿や動き、知力、体力、はたまた精力等で衰えを感じてくるものです。老化を止めることは難しいですが、少しでも若く元気でいられるよう老化スピードを遅くしようとするのがアンチエイジングです。

 不老長寿は誰しもの夢ですが、残念ながら妙薬はありません。老化を防止するにも、1本勝ちを狙うのではなく、さまざまな老化防止の合わせ技で戦うことになります。

 老化を促進する因子として、最近注目を集めるのが「糖化」です。「糖化」とは体内の余分な糖分が蛋白質と結び付く反応です。糖が蛋白質と結び付くとAGE(最終糖化産物)が発生します。このAGEが体内でたまると臓器や血管、皮膚、骨などを劣化させ、もろくします。動脈硬化、皮膚のたるみ、骨粗鬆症、白内障、アルツハイマー等、様々な症状と関係があるといわれています

 糖化は食後、血液中に余分な糖分があふれている状態で起きやすくなります。食後1時間後の血糖値が150を超えていたら注意信号、200を超えたら危険信号(糖尿病の可能性もあります)。食後血糖値は医療施設で測ってもらえますし、最近は比較的安価な家庭用血糖計も出ていますのでそれを利用するのもいいでしょう。

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久保 明 [東海大学医学部 抗加齢ドック教授/慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授]

1979年慶應義塾大学医学部卒業。1988年米国ワシントン州立大学医学部動脈硬化研究部門に留学。「高輪メディカルクリニック」を設立し16年間院長を務め、現在は東海大学医学部付属東京病院、医療法人社団湖聖会銀座病院、医療法人社団健育会石川記念病院で診療を行う。人の老化度を測る「健康寿命ドック」を開発し、その結果に基いたソリューション(運動や栄養指導)を実践。生活習慣病の診療と予防医療・アンチエイジング医学の確立に注力。サプリメントやスポーツ医学の世界最先端の情報と実践を駆使した講演や企業のアドバイザーとしても活動している。


男のアンチエイジングと「食」

「アンチエイジング」というと女性特有のテーマに思われがちだが、男性もいつまでも若々しく元気なほうが魅力的。実際、「見た目が若く見える人の方が老けて見える人より長生きする」という研究もあるほどで、老化を考えることは、健康そのものを考えることに直結する。そこでこの連載では、「いつまでも若々しくいたい」「いつまでも元気でいたい」「何歳になっても女性にモテたい」と願う男性に向けて、男性目線のアンチエイジングと、それを支える食について考える。

「男のアンチエイジングと「食」」

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