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JTBがクルーズ事業を強化
外国船台頭で廉価ツアー続々

週刊ダイヤモンド編集部
2015年1月21日
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 JTBはクルーズ事業を強化する。2003年にセゾングループから買収したクルーズツアーのパイオニア的旅行会社であるPTSと一部事業を統合し、仕入れ機能を拡充。東京・銀座に新しくクルーズ専門店をオープンしたほか、全国の店舗にクルーズに詳しいコンサルティングスタッフを配置する。

新たな廉価ツアーでファミリー層やカップルの需要開拓を狙う
Photo by Rika Yanagisawa

 旅行業界では円安の進行でもっぱらインバウンドが注目されている。14年の訪日観光客数は過去最高の1300万人を超えた。一方、成熟市場となりつつある日本人の海外旅行において、まだ伸び代が非常に大きいと期待されているのがクルーズだ。

 世界のクルーズ人口は2130万人。うち半数以上が米国人で、カリブ海クルーズをファミリーで気軽に楽しむことはバカンスの定番だ。しかし、日本のクルーズ人口は23万8000人と少ない。

 というのも、クルーズといえばお金や時間に余裕があるシニア層が対象だった。豪華客船の代表格である「飛鳥2」の一般的なツアーは、2~3カ月の旅程で代金は数百万円から客室タイプによっては1000万円以上掛かる。船内マナーも厳しい。

 ところが近年、外国船の日本発着が活発になったことから、こうしたラグジュアリー船だけでなく、1泊1万円を切るカジュアル船によるツアーが登場しており、日本人乗客数は倍増している。

 JTBは20年に日本のクルーズ人口が60万人に拡大すると予測。そのうちシェア20%を獲得する目標を掲げる。特に力を入れるのが、「フライ&クルーズ」という飛行機とホテル、クルーズによる現地周遊を組み合わせたツアーだ。

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