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40代から目指す「頑張らない生き方」の極意

東本由紀子
2015年2月13日
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多くのビジネスパーソンにとって、40代は人生の岐路に立たされる年代だ。すなわち「出世して重要なポストに就く」人になるか、「出世競争に敗れ昇進や昇給が望めない」人になるか。近年、自身の健康や家庭を顧みずにがむしゃらに働く生き方よりも、仕事以外に生き甲斐を見い出し、「頑張らない」生き方を選ぶ人たちが増えている。一見敗者のようにも見える彼らだが、視点を変えれば、実は彼らこそ最も理想的で幸せなビジネスパーソンと言えるのではないだろうか。そんな生き方を実践している人たちの生の声を聞いた。(取材・文/東本由紀子、編集協力/プレスラボ)

出世競争から外れても敗者じゃない?
「頑張らない生き方」を選んだ40代

「出世よりも、もっと大事なものがあるんじゃないか」ふと我に返るのが、40代という人生の節目の年代。最近では、新しい人生を模索する40代のビジネスパーソンが増えて来たという

 四十にして惑わず――。昔は「不惑」とも言われた「40歳」だが、平均寿命が80歳を超えたからなのか、時代の流れか、現代において「四十にして惑わず」と思える人もなかなか少ないのではないか。

 とはいえ、「新人」として扱われる20代や、まだまだ「若手」と見られる30代と比べて、40代の壁は分厚い。「出世して重要なポストに就く」人になるか、「出世競争に敗れ、昇進や昇給が望めない」人になるか。はたまた独立するか――。誰から急かされるわけでもなく、自分自身の中で「人生に一区切り」をつける人も少なくはない。

 社内での自身の評価や立ち位置は、40代までにある程度固まってくる。また景気低迷の煽りを受けてポストが減らされる中、一度出世競争からはじき出されれば、そこから這い上がることは難しい。かと言って、転職可能性も30代と比べて圧倒的に下がるため、一念発起して外へ飛び出すこともままならない。

 では、出世できない人たちは「会社のお荷物」として、定年まで死んだように過ごすしかないのだろうか?

 一昔前であれば、出世競争から外れた40代以上は「会社のお荷物」になるか、「脱サラ」して新たな道を築くかのほぼ二択だったが、近年では自身の健康や家庭を顧みずにがむしゃらに働く生き方よりも、仕事以外に生き甲斐を見い出し、「頑張らない生き方」を選ぶ40代も増えてきたという。そういった人たちを「負け犬」と呼ぶ風潮も最近では薄れ、むしろ彼らこそ幸福なビジネスパーソンなのではないかと見る向きもある。

 果たして、世の中で「頑張らない生き方」をしている40代は、幸せなのか、それとも不幸なのか。彼らの生の声を取材した。

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