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なぜ日本は英会話習得コストが世界一高いのか

週刊ダイヤモンド編集部
【15/4/4号】 2015年3月30日
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『週刊ダイヤモンド』2015年4月4日号の特集は「NHK英語の秘密TOEICの謎」。新しい年度を迎えるにあたり、英語学習の世界における2大ブランドにスポットを当てて、そのコンテンツ製作現場から試験問題の“裏のウラ”まで見せます。

「週刊ダイヤモンド」2015年4月4日号の特集は、2大英語ブランドの舞台裏

 3月上旬、都内のある書店の語学コーナーに迷い込むと、そこには不思議な光景が広がっていた。

 「1日でできる!」「サクサク読める!」「最強のTOEIC」、はたまた「今年こそ留学」──。英語を学ぼうという来店者がそのコーナーを訪れると、まず目に飛び込んでくるのは、あらゆるジャンルにまたがって出版される新刊タイトルの数々だ。その魅力的なキャッチフレーズを見ると、うっかり手に取ってしまいそうになる。

 このコーナーにある書棚の数はなんと50本以上。そのはざまにある通路に足を踏み入れると、次から次に登場するテキストによる「教材包囲網」の中にポツンと取り残された気持ちになる。

 心配しなくても大丈夫──。そうささやくかのように、脇にはどうやって英語教材を選ぶかというムックまでご丁寧に10種類以上置いてある。

 「正しい教材を選ぶには、まず正しいお薦め本を選ぼう」。ここまで来るとあっぱれといえなくもないロジックだが、こうして年間400億円の英語教材市場はグルグルと回っているのだ。

 これぞというテキストを手にすることができても、英語学習をするための道のりはまだまだ長い。

 もしもあなたが英会話を上達させたいのであれば、最初に思い付くのが英会話スクールのはずだ。

 国内の成人向け英語教育の市場は約2000億円。そこは知名度の高い大手英会話スクールがスケールメリットを利かせて陣取っている「語学学校の森」で、そのロゴや看板を見掛けることも多いはずだが、それには注意が必要だ。

 「日本という国は、英語を喋るためのコストが世界で最も高い国なんです」と、ある英語スクールの経営者は話す。

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