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英語は日本語で学べ! 留学なしで話せるようになった私の“現実的な”学習法
【第1回】 2014年3月5日
著者・コラム紹介バックナンバー
多田佳明

「英語脳」を目指すのは遠回り。
日本語で考えた方が英語はうまくなる!

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留学なしで話せるようになった英語の達人が教える、日本で、日本語で生活する人のための“現実的な”学習法。英語で英語を理解する必要なし! 英会話スクールも必要なし! 「英語脳」なんてナンセンス! 『英語は日本語で学べ! 留学なしで話せるようになった私の“現実的な”学習法』の著者による新連載の始まりです。

「英語脳」なんて無理!

 ・英語は英語のまま理解しましょう。日本語に訳してはいけません。
 ・英語で考える「英語脳」を作りましょう。

 「英語上達の近道!」などと称して、こうした言葉を聞いたことがあると思います。
 つまり、

【「英語脳」派が正しいとする英語理解のステップ】

 × 英語を聞いて ➡ 日本語に訳して ➡ 理解
 ○ 英語を聞いて ➡ 英語のまま理解

 × 日本語で考えて ➡ 英訳して ➡ 話す
 ○ 英語で考えて ➡ 話す

 というわけです。たしかに、日本語を介さなければプロセスが1つ減るわけですから、レスポンスが速くなって、英語でどんどんコミュニケーションができそうです。

でも、日本で、日本語を使って生活しているなかで英語をマスターしようという人が、英語脳の獲得にこだわると、かえって英語力アップの妨げになります。
 なぜなら、英語で英語を理解し、英語で考えるということはたいへん高度なことで、何年も何年も英語を使い続けた末に、「いつかその境地にたどり着けたらいいな」というような、夢のレベルだからです。少なくとも、すき間時間に英語を聞き、週1回スクールに通い、毎日1時間、英語の勉強をするくらいで到達できる次元ではありません。

大きな目標を掲げて頑張るのはいいと思いますが、ほとんど到達不可能な目標を目指して苦労するのは、効率がよいとは言えません。
 それよりも、まずは現実的なゴールを設定するほうが賢いと思いませんか?
 そして、最初はたどたどしくても何年か英語を使ううちに、「そういえば最近少しレスポンスが速くなったな」と気が付いて、そこからさらに何年もたった後に「近頃、日本語をあまり意識しなくなったな」となれば儲けもの、というくらいのスタンスの方が気楽に取り組めるはずです。

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多田佳明 

 

1976年生まれ。慶應義塾大学、東京外国語大学(英語専攻)出身。在連合王国日本国大使館(イギリス、ロンドン)に駐在の後、出版社勤務を経て編集者。旅や教育に関するコンテンツの企画、制作を行う。2008年より認定NPO法人多文化共生センター東京にて外国にルーツを持つ子どもたちの就学支援を行う活動に参加し、2011年より理事。

 


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日本で日本語を使って生活する人が英語をマスターするにはどうしたらいいか、現実的な学習法を紹介します。「英語で英語を理解する」「英語脳を獲得する」などの耳障りのいい言葉は忘れてください。日本語を排除した学習法ではかえって遠回りになります。英語脳、英会話スクール、BBCやCNNなどの海外メディアは必要なし! この方法で今度こそ英語を身に付けましょう。

「英語は日本語で学べ! 留学なしで話せるようになった私の“現実的な”学習法」

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