ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
山崎元のマルチスコープ

上西小百合議員で新入社員の採用・教育・トラブル処理を考える

山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員]
【第374回】 2015年4月15日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

上西議員の問題を
会社の新入社員に喩えると

新入社員が全員真っ当な人材であれば良いのだが… Photo:Tom Wang-Fotolia.com

 維新の党の比例代表で復活当選した上西小百合衆議院議員が、本会議を欠席したことなどによって、同党を除名された。

 党の執行部は、上西議員に対して、「維新の党からの比例当選なのだから議席を返すように」と説得を試みたが、上西議員は議員辞職を拒否する意向のようだ。

 メディアは彼女に「浪速のエリカ様」と渾名を付けて、彼女及び彼女の公設第一秘書である家城大心氏の行状や、橋下徹最高顧問をはじめとする維新の党の対応を報道している。

 なお、記者会見等での上西氏のふてぶてしい態度が、女優の沢尻エリカ氏のそれに似ているという意味で「浪速のエリカ様」と『週刊文春』が名付けたらしいが、両者の容姿には大きな差があるし、沢尻エリカ氏はここのところ問題を起こさずに女優業を務めておられるようなので、沢尻氏には少々お気の毒な命名だ。余計なお世話だが、週刊文春は彼女に詫びの一つも入れて、巻頭の「現職美女図鑑」のグラビアに登場をお願いしてはどうか。

 さて、上西議員は、当選2回目なので、純然たる「新人」という訳ではない。しかし、政治家としての行動の稚拙さから、会社に入りたての新入社員を連想してしまう。

 時は4月であり、日本各地の会社のオフィスには多数の新入社員がやって来る季節だ。同時に、大学4年生は就職活動の真最中であり、ということは、企業側でも採用活動に忙しい。

 上西議員の問題を会社の新入社員に重ねて考えてみよう。「株式会社・維新」としては、採用と社員教育、さらにトラブル処理に問題があったのではないか。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員]

58年北海道生まれ。81年東京大学経済学部卒。三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、現在、楽天証券経済研究所客員研究員、マイベンチマーク代表取締役。


山崎元のマルチスコープ

旬のニュースをマクロからミクロまで、マルチな視点で山崎元氏が解説。経済・金融は言うに及ばず、世相・社会問題・事件まで、話題のネタを取り上げます。

「山崎元のマルチスコープ」

⇒バックナンバー一覧