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就職できない若者の「トンデモ言動」

成績優秀で使いづらい新入社員に共通する特徴

櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]
【第30回】 2015年4月8日
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どんな新入社員が上司から可愛がられるのでしょうか?
Photo:milatas-Fotolia.com

 2015年も気づけば4月。就職活動も大いに盛り上がっています。オープンエントリーシートの作成や企業独自のエントリーシートの記入をはじめ、いわゆる自己PRのネタ探しに駆け回っている方もいることでしょう。

 また、これまで公務員や教員志望だった方でも周りの友人の活動を目の当たりにして、万が一のために企業への就職も併願しようと考えはじめた人もいるのではないでしょうか。

 そんな中、今回は少しだけ先の話を書いていきたいと思います。それは内定を獲得した後、すなわち新入社員としての心構えについてです。

「挨拶さえできない人」を
根はいい奴、できる人とは思ってくれない

 楽なことばかりではなかった就職活動が終わり、内定を獲得した会社。できる限り長く働きたいという気持ちは誰もが抱くことでしょう。せっかく入社したのですから先輩、上司に可愛がってもらえる社員になりたいですよね。「あいつは使いづらい」。そんな風に思われていると知ったらショックです。

 そうならないために欠かせないのが、自分から先輩や上司に働きかけるということです。つまり、社内コミュニケーションや周囲に対する意識が非常に重要になります。

 例えば、「挨拶」です。新入社員としての最初の挨拶ももちろん大切ですが、日々の挨拶もとても重要です。目を合わせて挨拶をする。こんな大切な当たり前の行為でさえ、できていなければ、自分の居場所をどんどん無くしていってしまうのです。

 なぜこんな基本的なことから始めなければならないのでしょうか。社会に出てからは、会社で過ごす時間が人生の大半を占めるようになります。その会社でのトラブルから最終的に守ってくれるのは、自分自身の「普段」のコミュニケーションです。

 思えば社会に入るまでの私たちは、様々なものから守られていました。友人も自分で選べましたし、嫌いな人とは関わりを持たなくても特段問題ありませんでした。厳しい授業もあったかもしれませんが、基本的には学校でもお客様扱いだったはずです。今では体罰などのニュースが過敏に取り上げられますし、教師も生徒に対して気を遣わなければならない部分が多いのではないでしょうか。

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櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]

1980年生まれ。大手通信会社の人事部、総合人材サービス会社の若者専門コンサルタントを経て独立。
2010年から500名を超える若者を支援し、年間のカウンセリング数は1200回を超える。 独立後は若年者、主婦の再就職、雇用支援機構や公共事業の講師・コンサルタントを中心に活動中。ホームページ:http://www.sakuraichirin.tokyo


就職できない若者の「トンデモ言動」

一部の若者が大量の内定をもらう一方で、ある一定数の若者は1社も内定をもらえない――。そんな現実が今の就職市場にあります。そんな就職難の実態を景況感のせいにしてしまいがちですが、実は内定をもらえない若者には特徴があります。それは、彼らが「トンデモない言動」をすることです。この連載では、3年間で450人ほどの就職できない若者を支援してきたキャリアコンサルタントの櫻井樹吏さんが、彼らのトンデモ言動の中身と、そんな彼らがどう就職していったのかをお伝えします。

「就職できない若者の「トンデモ言動」」

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